俳優として圧倒的な存在感を放ち、ドラマや映画で活躍を続ける杉本哲太さん。
硬派で渋い役柄が多いため、「厳格でストイックな人」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、プライベートでは意外な一面を持ち、家族との時間を大切にする良き夫であり、父親でもあります。
杉本哲太さんの妻は、女優でエッセイストの神津はづきさん。
実は、神津家といえば、音楽家や芸術家を多く輩出する名門一家です。
そんな家庭で育った神津はづきさんと杉本哲太さんが、どのようなきっかけで結ばれたのか気になりますよね。二人の馴れ初めには、意外なエピソードが隠されていました。
また、二人の間に生まれた息子・TAKICHIさんは、プロのドラマーとして活躍。
幼少期から音楽に親しみ、現在は自身のバンドで活動を続けています。
俳優の道ではなく音楽の世界へ進んだ背景には、どのような影響があったのでしょうか。
この記事では、杉本哲太さんと神津はづきさんの出会いから結婚生活、さらに息子・TAKICHIさんの音楽活動までを詳しくご紹介します。
杉本哲太さんの俳優としての姿とは異なる、家族思いの素顔に迫りますので、ぜひ最後までご覧ください。
杉本哲太の嫁は神津はづき!
杉本哲太さんは、3歳年上の女優・神津はづきさんと1992年に結婚しました。
俳優として活躍しながら、長年にわたり家庭を大切にする姿も多くの人に愛されています。
神津はづきさんは、芸能・文化界の才能あふれる家系の出身です。
名前:神津 はづき(こうづ はづき)
生年月日:1962年8月31日
出身地:東京都
祖父:中村 正常(作家)
父親:神津 善行(作曲家)
母親:中村 メイコ(女優)
姉:神津 カンナ(作家・エッセイスト)
弟:神津 善之介(画家)
家族の名前を見ただけでも、芸能・文化の最前線で活躍する一家であることが伝わってきます。
特に母・中村メイコさんは日本の芸能界において長年活躍し、父・神津善行さんは作曲家として数多くの名曲を手掛けています。
姉や弟もそれぞれの分野で成功を収めており、まさに芸術一家といえるでしょう。
杉本哲太さんは、デビュー当初にロックバンド「紅麗威甦(グリース)」のボーカルを務めていました。
実は義父の神津善行さんは、娘の結婚相手をより深く理解するためにわざわざ杉本哲太さんが在籍していたバンドのレコードを探して聴いたそうです。
相手の過去や活動に興味を持ち、理解しようとする姿勢から、家族を大切にする温かい人柄が伝わってきます。
結婚後、杉本哲太さんは神津家に“マスオさん状態”で同居していました。
最初は一時的なつもりだったものの、気づけば10年間も義実家で生活していたそうです。
これほど長く同居できたのは、神津家が温かく迎え入れたこと、そして家族の関係が良好だったからこそでしょう。
杉本哲太さんはテレビ番組のインタビューで、「うちの奥さんはよくできた人」と語っています。
この一言からも、結婚から30年以上が経った現在でも夫婦仲が良好であることがうかがえます。
結婚生活が長く続く中で、尊敬し合いながら関係を築いていることが伝わってきますね。
そんな二人の出会いには、ある意外な人物が関係していました。その馴れ初めについて、次の章で詳しくご紹介します。
杉本哲太と神津はづきの馴れ初め
杉本哲太さんと神津はづきさんの出会いは、偶然が重なったまるでドラマのようなエピソードでした。
もともと交際を意図していたわけではなく、ある意外な人物のひと言がきっかけで運命が動き始めたのです。
当時、杉本哲太さんはドラマで共演した岩崎良美さんを食事に誘いました。
岩崎良美さんといえば、「タッチ」の主題歌を歌ったことでも有名な歌手・女優です。杉本哲太さんが岩崎良美さんに好意を抱いていたかどうかは定かではありませんが、当時の流れからすると少なくとも親しくなりたいという気持ちはあったのかもしれません。
しかし、岩崎良美さんは杉本哲太さんと2人きりで食事に行くことをためらい、親友の神津はづきさんを誘って同席させました。
この何気ない選択が、結果的に杉本哲太さんと神津はづきさんの出会いへとつながっていきます。
もし、岩崎良美さんがそのまま2人で食事に行っていたら、杉本哲太さんと神津はづきさんの縁は生まれなかったかもしれません。
偶然が重なったことで、お互いの魅力に気づくきっかけができたのです。
こうした背景を考えると、まさに岩崎良美さんは2人の“キューピッド”と言えるでしょう。
こうして出会った杉本哲太さんと神津はづきさんは、次第に距離を縮めていき、1992年に結婚。
以来、30年以上にわたって夫婦としての絆を深め続けています。
芸能界という特殊な世界に身を置きながらも、2人は長年にわたって円満な家庭を築き、現在も変わらぬ信頼関係を持っています。
この運命的な出会いがなければ、今の幸せな生活もなかったかもしれませんね。
杉本哲太の息子はドラマーのTAKICHI
杉本哲太さんと神津はづきさんの間には3人の子どもがいます。
そのうち長男のTAKICHIさん(本名:杉坂太吉)は、プロのドラマーとして活動しており、音楽界で注目を集めています。
TAKICHIさんは、2019年まで「MAD3(マッドスリー)」というロカビリーテイストのインストゥルメンタルバンドでドラムを担当。
MAD3は、日本国内だけでなく海外のロックシーンでも人気を博しており、個性的でエネルギッシュなサウンドが魅力のバンドです。
TAKICHIさんもその一員として、パワフルなドラミングでファンを魅了していました。
杉本哲太さんは、もともとロックバンド「紅麗威甦(グリース)」のボーカルとしてデビューした経歴を持っています。
しかし、俳優業に転身してからは音楽活動を続けていませんでした。
そのため、息子が音楽の道に進んだことに驚きつつも、誇らしく思っているようです。
ただ、杉本哲太さん自身は「自分にはリズム感がない」と謙遜し、息子の音楽的才能は「完全に神津家の血を引いている」と語っています。
また、TAKICHIさんだけでなく、娘もダンスが好きでリズム感が良いとのこと。
音楽一家のDNAを受け継いでいることがよくわかります。
TAKICHIさんが現在どのような音楽活動を行っているのかは公にはあまり明かされていませんが、これまでの経歴を考えると、今後も音楽業界での活躍が期待されます。
さらに、杉本哲太さんの子どもたちの中から、新たに芸能活動を始める人が出てくる可能性もあるかもしれませんね。
まとめ
今回は、「杉本哲太の嫁は神津はづき!馴れ初めや息子はドラマーのTAKICHI!」というテーマで、杉本哲太さんの家族についてご紹介しました。
杉本哲太さんと神津はづきさんの馴れ初めは、偶然が生んだ運命的な出会いでした。
友人の岩崎良美さんのひと言がなければ、2人は結ばれていなかったかもしれません。
こうしたエピソードを知ると、夫婦の絆がより一層特別なものに感じられますね。
また、息子のTAKICHIさんはプロのドラマーとして活躍し、音楽一家としての才能を発揮しています。
杉本哲太さん自身もかつて音楽活動をしていたことを考えると、家族の中で新たな芸能スターが誕生する可能性もありそうです。
これからも杉本哲太さんが俳優としてどのような作品に出演するのか、そして家族との共演が実現するのか、注目していきたいですね。
今後の活躍にも期待しながら、引き続き応援していきましょう!