テレビ番組の司会やバラエティでおなじみの中山秀征さん。
柔らかい語り口と親しみやすいキャラクターで長年活躍していますが、実は若い頃は芸人として活動していたことをご存じでしょうか?
さらに、かつてはダウンタウンとの確執があったという噂もあるのです。
華やかなタレント人生を歩んできた中山さんですが、その裏にはどんなエピソードがあるのでしょうか?
芸人時代の苦労や転機、そしてダウンタウンとの関係の真相について詳しく掘り下げていきます。
また、中山さんの身長や年齢、現在の年収といった気になるプロフィールについても徹底調査!
マルチな才能を持つ中山秀征さんの知られざる素顔に迫ります。
中山秀征は若い頃ABブラザーズで活動
ヤング 86年2月号
— ジェラスガイ坂本 80s (@2Kkh0) July 19, 2017
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現在は司会やタレントとしての活躍が目立つ中山秀征さんですが、芸能界入りした当初は「ABブラザーズ」というお笑いコンビとして活動していました。
コンビの相方は松野大介さんで、二人は1985年に正式にコンビを結成しています。
活動のきっかけは、所属していた渡辺プロダクション(現:ワタナベエンターテインメント)が主催する若手タレントの育成ライブでした。
ここで、後にホンジャマカのメンバーとなる芸人たちとともにコントを披露し、その後、中山さんと松野さんが意気投合。次第にコンビとしての活動が本格化していきました。
デビューの大きなチャンスとなったのが、フジテレビの人気番組『ライオンのいただきます』への出演です。
この番組で注目を集めると、その勢いのままにバラエティ番組やCM出演が増加し、一躍若手の人気コンビとなりました。
1986年には写真集『A&BEAT(エイトビート)』を発売し、当時のアイドル並みの人気を誇りました。
発売記念イベントでは、会場に収まりきらないほどのファンが詰めかけるなど、ABブラザーズの人気の高さがうかがえます。
しかし、順調に見えたコンビ活動も長くは続きませんでした。
松野大介さんとの間で意見の違いが生じ、次第に活動が減少。
1992年には事実上の解散となり、中山さんはソロタレントとしての道を歩み始めました。
一方、松野さんは小説家へと転身し、それぞれ異なる道を進むことになります。
ABブラザーズ解散後も、中山さんは持ち前のトーク力と明るいキャラクターを武器に活躍の場を広げ、司会業やバラエティ番組でのポジションを確立しました。
お笑い芸人からタレントへと転身し、現在に至るまで長年にわたり第一線で活躍し続けているのは、中山さんの高い対応力と独自の魅力があってこそといえるでしょう。
中山秀征とダウンタウンに確執があった?
【動画あり】ダウンタウンが中山秀征(ヒデちゃん)を共演NGにした理由wwwww https://t.co/rNh5a7iLvb pic.twitter.com/TiaKSZHcz2
— aya☆ (@ayasougofollow) January 4, 2022
中山秀征さんとダウンタウンの間には、かつて「共演NG」の噂がありました。
もともと関西を拠点に活動していたダウンタウンに対し、中山さんは関東の芸人として活躍しており、当時の芸風も異なっていました。
しかし、二組の間に確執が生まれたとされるきっかけは1980年代の番組収録で起こったある出来事だったようです。
当時、ABブラザーズとしてブレイク中だった中山さんと、東京進出を果たしたばかりのダウンタウンは、とある番組で共演。
その際に両者のネタのテーマが偶然にも被ってしまったのです。
この問題を調整するため、番組プロデューサーはまだ東京での知名度が低かったダウンタウン側にネタ変更を求める判断をしました。
しかし、ダウンタウンの二人はこれを「すでに売れていたABブラザーズ側の意向ではないか」と誤解し、特に松本人志さんが「どのツラ下げてネタ変更させとんねん」と強い不満を示したといわれています。
ダウンタウンは1982年にコンビを結成しており、芸歴ではABブラザーズよりも上でした。
そのため、「なぜ自分たちが後輩に譲らなければならないのか」という思いがあったのかもしれません。
この誤解が原因で二組の関係はぎくしゃくし、それ以来共演がほとんどなくなったといわれています。
中山さん自身は後に「僕がそんなことできるわけないじゃないですか」と釈明し、ネタ変更の指示は自分ではなく番組側の判断だったことを明らかにしています。
しかし、この出来事が長年の確執として語られるようになりました。
ただし、近年ではダウンタウンの番組にVTR出演するなど、徐々に関係が改善されている様子も見られます。
実際に明確な共演NGではないとも言われており、過去の確執はあったものの、時間とともに和らいできたのかもしれません。
中山秀征のプロフィールや経歴
名前:中山秀征
生年月日:1967年7月31日
出身地:群馬県
血液型:B型
身長:173cm
所属事務所:ワタナベエンターテインメント
中山秀征さんは、タレント・司会者として長年にわたり活躍していますが、元々は俳優志望で芸能界入りを果たしました。
5歳の頃から芸能界に憧れ、俳優になることを目指し、1981年に東京の児童劇団「エヌ・エー・シー」に入団。
「3ヶ月でデビューできなければ辞める」と決意して挑戦し、見事に『火曜サスペンス劇場 狙われた女教師』の準主役に抜擢され、芸能界デビューを果たしました。
その後、1984年に渡辺プロダクション(現:ワタナベエンターテインメント)の新人募集オーディションに合格。
当初は歌手としてのデビューを目指していましたが、当時のマネージャーから「バラエティで天下を取れたら、歌も芝居も全部できる」と言われ、バラエティの道へと進むことになります。
1985年には、松野大介さんと共に「ABブラザーズ」を結成。
若手お笑いタレントグループ「BIG THURSDAY」の第1期生として活動し、フジテレビの『ライオンのいただきます』などに出演。
アイドル的な人気を誇るお笑いコンビとして注目を集めました。
さらに、1986年には写真集『A&BEAT(エイトビート)』を発売し、イベントには数百人ものファンが集まるなど、若手芸人として異例の人気を獲得しました。
しかし、コンビとしての方向性の違いから活動は徐々に減少し、1992年には自然消滅の形でコンビを解散。
松野大介さんは小説家へと転身し、中山さんはソロタレントとしての道を歩むことになります。
コンビ解散後は俳優としても活動し、『東京ラブストーリー』『デパート!夏物語』などの人気ドラマに出演。
さらに、1992年からはバラエティ番組『DAISUKI!』にレギュラー出演し、松本明子さんや飯島直子さんとの軽妙なトークが話題となりました。
同番組は深夜帯でありながら最高視聴率14.7%を記録する人気番組となり、中山さんのトーク力が高く評価されるきっかけとなります。
その後も、1999年にはフジテレビの『ウチくる!?』の司会を担当し、ゲストを迎えてのトーク番組として長寿番組に。
さらに、2005年からは『ラジかる!!』の総合司会、2009年からは『おもいッきりDON!』の総合司会を務め、日本テレビのお昼の顔として定着しました。
2011年に『DON!』が終了した後も、同年4月からは『シューイチ』の総合司会に就任。現在も司会業を中心に、バラエティ番組や情報番組のゲスト出演など、多方面で活躍しています。
芸人としてのキャリアから、司会者・タレントとして幅広い分野で成功を収めた中山さん。
そのトーク力や柔らかいキャラクターが、多くの番組で長年愛され続ける理由となっています。
中山秀征の本名
中山秀征さんの本名は「中山 秀征(なかやま ひでゆき)」です。
つまり、芸名ではなく本名で活動していることになります。
芸能界では本名とは異なる芸名を使う人も多いですが、中山さんはデビュー当時から本名で活躍を続けています。
愛称は「ヒデちゃん」「ヒデさん」で、共演者やファンからは親しみを込めて下の名前で呼ばれることが多いようです。
特に、バラエティ番組での活躍が長いため、出演者や後輩タレントからも「ヒデちゃん」とフランクに呼ばれることがよくあります。
また、司会者としてのイメージが強い中山さんですが、若い頃はお笑いコンビ「ABブラザーズ」として活動していたこともあり、芸人仲間や業界関係者の間でも親しみやすい存在として知られています。
長年にわたり第一線で活躍し続けているのは、明るいキャラクターと気さくな人柄が、多くの人に愛されているからかもしれません。
中山秀征の年収
中山秀征さんの年収は正式に公表されていませんが、長年にわたる芸能活動と多くのレギュラー番組を考慮すると、かなりの額を稼いでいると推測できます。
司会業を中心に活躍し、今も多くの番組に出演しているため、年収は数千万円から1億円近いのではないかと言われています。
現在の主な出演番組は以下の通りです。
- 『シューイチ』(日本テレビ)— 総合司会
- 『昭和歌謡パレード』(BSフジ)— 司会
- 『中山秀征の有楽町で逢いまSHOW』(ニッポン放送)— ラジオパーソナリティ
さらに、不定期出演ながら以下の番組でもMCやゲスト出演を務めています。
- 『秘密のケンミンSHOW 極』(読売テレビ)— ゲスト出演
- 『クイズ・ドレミファドン!』(フジテレビ)— MC
- 『ザ・タイムショック』(テレビ朝日)— MC
- 『中山秀征の究極ハウス』(BSフジ)— MC
特に、司会業はギャラが高いことで知られており、長年レギュラーを持ち続けていることからも、安定した高収入を得ている可能性が高いです。
かつては『ラジかる!!』『おもいッきりDON!』などの帯番組の総合司会も務めていたこともあり、全盛期には億を超える年収を稼いでいたと考えられます。
現在は帯番組のレギュラーこそないものの、長年の経験と安定した司会スキルにより、今も多くの番組で重宝されています。
バラエティ、情報番組、クイズ番組など幅広いジャンルで活躍し続けており、今後も高い収入を維持することが予想されます。
まとめ
中山秀征さんは、幼い頃から芸能界に憧れ、俳優としてデビュー。
その後、お笑いコンビ「ABブラザーズ」としてブレイクを果たし、芸人からタレント、そして司会者へと活躍の場を広げてきました。
現在も『シューイチ』をはじめとする数々の番組で司会を務め、そのトーク力と安定感で多くの視聴者に親しまれています。
かつてはダウンタウンとの確執が噂されたこともありましたが、現在では共演NGとまではいかず、過去の関係も少しずつ和らいでいるようです。
芸能界での長いキャリアの中で、さまざまな挑戦や困難を乗り越え、第一線で活躍し続けているのは、中山さんの人柄や努力のたまものといえるでしょう。
また、年齢を重ねても変わらぬ明るいキャラクターや、柔らかい語り口は、世代を問わず愛され続ける理由の一つです。
これからも多方面での活躍が期待される中山秀征さん。今後どのような姿を見せてくれるのか、引き続き注目していきたいですね。