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【台風5号・2025】ナーリーの現在地と進路予想|米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新比較まとめ!

【台風5号・2025】ナーリーの現在地と進路予想|米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新比較まとめ! 台風

2025年の台風5号ナーリーは熱帯低気圧に変わりました。

最新の台風情報についてはこちらを御覧ください!

「えっ、台風5号がもう来てるの?」と感じた方もいるかもしれません。

2025年7月、台風5号「ナーリー」が小笠原近海で発生し、日本列島へ向かってじわじわと北上しています。

ニュースやSNSでは「関東沖を通過」「北海道上陸か」などさまざまな情報が飛び交い、どの情報を信じて備えるべきか迷う方も多いでしょう。

気象庁・米軍JTWC・ヨーロッパECMWFなどの各国予報機関でも、進路や勢力の予測に微妙な違いがあります。

そのため、地域ごとの影響度合いやタイミングについては、今後の最新情報に注目する必要があります。

この記事では、台風ナーリーの現在位置や各機関の進路予測の比較、さらに名前の由来までわかりやすく整理しました。

これから備えを検討される方の情報収集にお役立ていただければ幸いです。

米軍(JTWC)ヨーロッパ(ECMWF)はUTCのタームゾーンでの発表になります。
日本時間に換算すると、表記の時間の+9時間となります。「14/2200」と表記されたら、日本時間15日7:00ということです。  

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【最新】2025年台風5号ナーリーの現在地 米軍(JTWC)・ヨーロッパ(ECMWF)気象庁の最新進路予想を比較!

2025年7月15日午前2時ごろ、台風5号「ナーリー」が北海道襟裳岬付近に上陸しました。

これは1951年の統計開始以降、7月の北海道上陸として初の記録となる非常に異例な事態です。

気象庁、米軍(JTWC)、ECMWFなど主要予報機関の進路予想は一致しており、15日午後には温帯低気圧に変化し、千島列島付近を通過する見込みです。

現在、襟裳岬上陸後も暴風域が北海道太平洋沿岸に広がっています。

東北海道では午後にかけて最大風速20~25m/s前後の強風が続く見込みです。

特に台風の右側に位置する地域では高波への警戒が必要です。

襟裳岬周辺ではすでに海上での高波や強風の影響が観測されており、漁業・海上交通の関係者からも注意が呼びかけられています。

上陸に伴い、本州太平洋側—特に東北南部では15日午前中まで強風と非常に激しい雨が予想され、土砂災害や河川の増水に警戒が必要です。

雨域は内陸にも広がる恐れがあります。

台風は速やかに温帯低気圧へ変わる見通しですが、その後も風雨や海上の荒れが続くため、防災情報や交通機関の運行情報を随時確認することをお勧めします。

なお、ECMWFを含む各予測モデルは「7月15日午後には千島列島付近を通過し、温帯低気圧化する」という見通しで一致しています。

これを受けて気象庁も16~17日にかけて北海道北東部から千島への影響拡大を想定した注意喚起を行っています。

【最新】2025年台風5号ナーリーの現在地・気象庁

【台風5号・2025】ナーリーの現在地と進路予想|米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新比較まとめ!
引用元:気象庁

気象庁は2025年7月15日午前6時時点で、台風5号「ナーリー」が北海道北見市付近を北へ時速約50kmで進行中と発表しました。

中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sです。

暴風域(風速15m/s以上)は南東側約220km、北西側約110kmに広がっています。

気象庁の予報によると、台風はこのまま北上を続け、15日午後までに千島近海で温帯低気圧に変化する見込みです。

台風の勢力は徐々に弱まるものの、東北から北海道太平洋側では引き続き暴風・高波のリスクが高い状態が続きます。

関東から東北の太平洋側では、14日午後から夜間にかけて最大風速25m/s、瞬間風速35m/s級の暴風が予測されています。

高潮や波浪にも十分な警戒が必要です。

特に台風の右側に位置する地域は影響を受けやすいため、本州沿岸部では海岸線の浸水や河川氾濫に注意してください。

また、西日本~東海地方では台風とは別に前線や低気圧の影響で大気が不安定化しており、14日夕方以降には局地的に激しい豪雨が予想されています。

東海地方では24時間で最大200~300mmの降水量に達する可能性もあり、土砂災害や河川増水、鉄道・道路への影響も懸念されます。

気象庁は台風情報、進路予想図、降水確率、高潮・波浪予報、暴風域の拡大状況などを1日に複数回更新しています。

最新情報は「台風情報」「避難判断」「交通運休」「高波」「土砂災害情報」などのキーワードで公式発表を確認してください。

特に旅行者の方は直近の予報・警報を確認し、安全を優先した行動をとってください。

今後も台風の経路や勢力の変化に応じて情報が頻繁に更新される見込みです。

各地の自治体や気象庁が発信する一次情報をもとに、早めの避難判断や安全対策を進めましょう。

海面温度もチェック

海面温度も見てみましょう。

【台風5号・2025】ナーリーの現在地と進路予想|米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新比較まとめ!
引用元:気象庁

台風の発達に深く関わるのが海面水温ですが、気象庁の海面水温実況図によると、小笠原周辺の海域では平年より1〜2℃ほど高い状態が続いています。

熱帯低気圧が現在進行中のエリアは、29〜30℃前後の暖かい海域であり、台風の発生・発達に適した環境が整っているといえます。

気象庁が発表するデータに加え、海洋研究機関などでも高水温域の広がりが確認されており、進路上にある南西諸島や九州南部の周辺海域にも同様の高温傾向が見られます。

こうした背景から、気象庁は「台風となった場合、発達のスピードが早まる可能性もある」として、注意喚起を強めています。

ウェザーニュース

【台風5号・2025】ナーリーの現在地と進路予想|米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新比較まとめ!
引用元:ウェザーニュース

オホーツク海へ、道東は台風が離れるまで影響に注意

台風5号(ナーリー)は紋別市の東にあって、北に進んでいます。
7時の推定でオホーツク海へ達したとみられます。午後には寒気との作用で温帯低気圧に変わる予想です。

道東では雨の強まっているところがあり、沿岸部を中心に風も強く横殴りの雨になります。台風が離れるまで注意が必要です。

引用元:ウェザーニュース

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【最新】2025年台風5号ナーリーの現在地・米軍(JTWC) 日本時間7月15日 3:30発表

【台風5号・2025】ナーリーの現在地と進路予想|米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新比較まとめ!
引用元:JTWC
【台風5号・2025】ナーリーの現在地と進路予想|米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新比較まとめ!
引用元:JTWC

2025年7月15日 3時30分(日本時間)現在、米軍合同台風警報センター(JTWC)は台風05W「ナーリー」をトロピカルストーム相当の強さで監視し、Warning #16を発表しています。

台風の位置は北緯25.2°、東経142.3°(伊豆諸島・父島の東南東約211km)で、北東方向へ時速約15kmで進行中です。

1分平均最大風速は40ノット(約20m/s)、瞬間最大風速は50ノット(約25m/s)、中心気圧は998hPaとなっています。

最新のJTWC解析によると、台風の右半円(進行方向右側)に最も強い風域が集中しており、関東南東沖から東北・北海道にかけて影響が広がる見込みです。

特に強風域は東北~北海道の太平洋沿岸に接近しており、海上交通への影響や防災対策が急務となっています。

また、偏西風の影響でナーリーは東北東へ進路を変えつつあり、予報円の東西幅が広いため進路変動にも注意が必要です。

GDACS(Global Disaster Alert and Coordination System)によれば、15日午前2時(UTC)時点での最大高潮は0.5mに達すると予測され、河川氾濫や沿岸浸水のリスクが懸念されています。

漁港・海岸沿いにお住まいの方や作業中の方は、早めの避難や保護対策をご検討ください。

JTWCは今後6時間ごとに位置・強度の更新を行い、進路図や風域図も継続して提供する予定です。

最新情報を素早く入手するには「JTWC Nari Warning 15 Jul 03Z」「JTWC 05W Nari Warning 16」で検索してください。

防災対策を進める際は、ECMWFや気象庁の予報も合わせて複数の進路予報を比較することをお勧めします。

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【最新】2025年台風5号ナーリーの現在地・ECMWF 日本時間 7月13日 21:00発表

7月14日21時の天気図

【台風5号・2025】ナーリーの現在地と進路予想|米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新比較まとめ!
引用元:ECMWF

7月15日21時の予想

【台風5号・2025】ナーリーの現在地と進路予想|米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新比較まとめ!
引用元:ECMWF

7月16日21時の予想

【台風5号・2025】ナーリーの現在地と進路予想|米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新比較まとめ!
引用元:ECMWF

7月17日21時の予想

【台風5号・2025】ナーリーの現在地と進路予想|米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新比較まとめ!
引用元:ECMWF

7月18日21時の予想

【台風5号・2025】ナーリーの現在地と進路予想|米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新比較まとめ!
引用元:ECMWF

7月19日21時の予想

【台風5号・2025】ナーリーの現在地と進路予想|米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新比較まとめ!
引用元:ECMWF

ECMWFの予想をWindyで動きを見よう!

Windyとは、ECMWF(中期予想センター)の予想を動画にしているサイトです。

ECMWFが1日刻みの予想を発表になりますが、Windyだと1時間刻みの動きを見ることができるので、より動きがわかりやすいのです!

Windyの場合、1時間刻みの動画で見れるので、より動きがわかりやすいです。

【ナーリー】の名前の意味や命名国は?

「ナーリー(Nari)」という台風名は韓国が命名した名前で、「百合(ユリ)」を意味します。

これはアジア地域の加盟国で構成される台風委員会(Typhoon Committee)に登録された国際的な台風名の一つで、気象庁の公式資料でも確認できます(気象庁 台風の名前について)。

この台風名リストは2000年から運用が始まり、日本を含む14の加盟国・地域がそれぞれ10個ずつ、計140個の台風名を提案しています。

「ナーリー」はその一つで、韓国語で「백합(ペッカプ)」、つまりユリの花を意味し、自然や文化にちなんだ美しいイメージとして選ばれました。

「ナーリー」という名前は今回が初めてではなく、2001年の台風16号、2007年の台風11号、2013年の台風25号など、これまでに複数回使用されています。

大きな被害を出した台風の名前は、台風委員会の会議を通じて「引退」し、新しい名前に変更されることがあります。

しかし「ナーリー」はこれまで永久欠番となっていないため、今回も再び使われることになりました。

台風名はアルファベットでは「Nari」と表記されますが、日本語では発音に忠実な「ナーリー」というカタカナ表記で報道されています。

この表記の違いにより報道機関やSNSで混乱が生じることもありますが、意味や命名国は同じです。

台風の名前の背景や由来を知ることで、単なる気象情報としてだけでなく、印象や記憶の定着にもつながります。

今後も気象報道では「台風5号ナーリー」という表記が広く使われると予想されるので、名前の意味や由来を理解しておくと良いでしょう。

↓↓台風の名前や番号についての詳しい記事はコチラ↓↓

台風の番号や名前も付け方をわかりやすく説明しよう!思ったよりも簡単だよ

米軍・合同台風警報センター(JTWC)とは

合同台風警報センターとは英語表記ではJoint Typhoon Warning Center(JTWC)といい、アメリカ海軍とアメリカ空軍がハワイ州真珠湾海軍基地に共同で設置した、アメリカ国防総省の機関なのです。

北西太平洋・南太平洋とインド洋で発生する熱帯低気圧を偵察するとともに予報や警報を発し、国防総省および他の合衆国政府の諸機関を支援する任務を負います。

また、熱帯低気圧および津波に関して、アメリカ艦隊総軍司令官の指示により、主に海軍の沿岸施設および軍艦と軍用機を含む艦隊の諸資産を対象とする意思決定を支援する機関なのです。

なぜ米軍がここまでするのかというと、日本には米軍基地があり、アジアにも多くの米軍の部隊が派遣されているので、日本などの東アジアの天気も観測する必要があるということで設置された機関なのです。

当たる確率が90%の天気予報と人気を集めており、SNSやアプリ、テレビなどの様々な媒体でコンテンツがあります。

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)とは

ヨーロッパ中期予報センターは英語表記ではEuropean Centre for Medium-Range Weather Forecastsと言って1975年に設立された国際組織で所在地はイギリスのレディングにあります。

  • 中期気象予報のための数値解析手法を開発すること
  • 中期気象予報を作成し、加盟国に配信すること
  • これらの予報を向上させるための科学的・技術的研究を行うこと
  • 適切な気象データを収集し保管すること

という目的で作られた機関で、

ヨーロッパ地域の

アイルランド、イギリス、イタリア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、ルクセンブルク

以上の18カ国が加盟しています。

加盟国以外にも、

アイスランド、エストニア、クロアチア、スロベニア、セルビア、チェコ、ハンガリー、モロッコ、リトアニア、ルーマニア

以上の10カ国がECMWFと協力関係を樹立しているのです。

まとめ

台風5号「ナーリー」は発生当初から急速に発達し、偏西風に乗って北上する典型的な進路をたどりました。

現在、北海道付近に接近しており、気象庁・米軍JTWC・ヨーロッパECMWFなど各機関の予測も、概ね一致した進路と勢力を示しています。

特に台風の右側に位置する太平洋沿岸では、強風、高波、高潮のリスクが続いており、油断できません。

JTWCやGDACSのデータには最大風速や潮位上昇の具体的な予測も示されており、海岸部では早めの警戒が必要です。

また、西日本や東海地方では台風に伴う湿った空気の影響で局地的な豪雨が発生する可能性があり、台風本体から離れた地域でも注意が必要でしょう。

本記事では、複数の信頼性の高い機関の情報を比較し、台風の進路・勢力・影響エリアを総合的に整理しました。

ここまでお読みいただいた方は、台風への理解が深まり、備えるべきポイントがより明確になったのではないでしょうか。

台風通過後も風や波、局地的な大雨などの影響がしばらく残ります。

引き続き気象庁などの公式情報を確認し、早めの行動を心がけてください。

この記事が少しでもお役に立てたなら、ぜひSNSなどでシェアしていただければ幸いです。

身近な方々の安全確保にもつながるかもしれません。

皆さまの無事を心よりお祈りしております。

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