フジテレビ火曜21時の連続ドラマ『スティンガース 警視庁おとり捜査検証室』は、“正義は、正体不明。”という挑発的なフレーズとともに始まる刑事エンタメです。
主演を務める森川葵さんが演じるのは、FBI仕込みの鋭い洞察力を持ち、おとり捜査の指揮を執るリーダー・二階堂民子。
クセの強い仲間たちとタッグを組み、現代社会で横行する犯罪に挑んでいく姿はスリル満点です。
たとえば変装や心理戦を駆使しながら、相手の裏をかき、最後には真実へと迫っていく展開は見応え十分でしょう。
組織内での駆け引きや人間模様も描かれ、単なる刑事ドラマを超えた駆け引きの連続。
毎週の放送が待ち遠しくなる一作です。
【スティンガース】の相関図
物語の舞台は、警視庁内に新設された異端チーム「スティンガース（＝おとり捜査検証室）」。
リーダーの二階堂民子（森川葵さん）は、警察庁のトップキャリアにしてFBIで”スティング・オペレーション”を学んだ敏腕警視。
変装・即興演技・心理操作・トリック設計…”演じて潜る”ためのスキルをフル活用し、チームを勝利に導きます。
チームの中核は、情熱型の元捜査一課刑事乾信吾（藤井流星さん）、頭脳派の公安上がり水上涼介（本郷奏多さん）、フィールドワークに強い森園はな（志田彩良さん）、若手の実地担当小山内誠（井内悠陽さん）、現場と本部をつなぐ調整役関口欣二郎（杉本哲太さん）。
さらに、スティンガースを創設した警察庁審議官西条巧（玉山鉄二さん）が大局を見ながら後押しします。
彼らは毎話”与えられた役”になりきって犯人組織に潜入し、だまし合いの末に黒幕へ辿り着くというゲーム的な駆け引きを繰り広げます。
一方、組織内にはおとり捜査に否定的な勢力も。
捜査一課長石嶺誠太（水橋研二さん）や公安部長豊浦凌（柏原収史さん）、刑事部長桐野正弘（鳥谷宏之さん）、警備部長龍見真也（杉本凌士さん）、総務部長岩永博嗣（成松修さん）、交通部長河北淳一（竹林文雄さん）ら警察幹部がスティンガースの手法に異を唱え、現場では捜査一課の雅楽代翔（渋谷謙人さん）・吉永斗和（早瀬圭人さん）らがチームと時に対立・時に協力。
組織内の駆け引きもドラマを熱くします。
【スティンガース】原作・主題歌情報
『スティンガーズ』は完全オリジナルドラマ。
脚本は『おっさんずラブ』で知られる徳尾浩司さん。
演出は松原浩さん・中島悟さん・伊藤彰記さん、音楽は林ゆうきさんが担当し、スリリングかつポップな”だまし合い”の質感を作り上げています。
主題歌はパイロット「マジック」（ワーナーミュージック）。
さらにharha「マスカレード」がオープニング曲として作品世界にスイッチを入れます。
制作協力はイカロス、制作著作はフジテレビ。
作品のキービジュアルやIntroductionでは、“日本で制度化されていないおとり捜査をあえて正面から描く”という挑戦が明かされ、「正義は、正体不明。」というフレーズとともに、七変化の変装とテンポの良いコンゲーム展開が予告されています。
【スティンガース】登場人物・キャストの関連記事まとめ！スティンガース（おとり捜査検証室）
二階堂民子（にかいどう・たみこ） – 森川葵
警視庁「スティンガース」リーダー。
FBIで”スティング・オペレーション”を学んだトップキャリア警視。
変装・心理戦・即興トリックで事件の核を剥がしていく。
乾信吾（いぬい・しんご） – 藤井流星
元・捜査一課の武闘派。
情で動きがちだが、二階堂さんの”演出”でおとりの才能が開花。
ラグビー仕込みの瞬発力で前線を担う。
水上涼介（みなかみ・りょうすけ） – 本郷奏多
公安上がりの頭脳派。
カード／ボードゲームの知見から、状況を盤面化して先を読む参謀。
静かに味方を勝ち筋へ導く。
森園はな（もりぞの・はな） – 志田彩良
機転と行動力が武器の実地担当。
潜入の現場で”人を見る目”を発揮し、チームを支える。
小山内誠（おさない・まこと） – 井内悠陽
若手の”伸びしろ”枠。
大胆な変装にも尻込みしない素直さで学びながら成長する。
関口欣二郎（せきぐち・きんじろう） – 杉本哲太
現場と本部をつなぐ要。
強面の裏に、二階堂さんの手腕を買う冷静な判断力。
（創設者）西条巧（にしじょう・たくみ） – 玉山鉄二
警察庁審議官。
おとり捜査の必要性を信じてスティンガースを創設。
二階堂さんの良き相談相手。
【スティンガース】登場人物・キャストの関連記事まとめ！警視庁（対立・協力する周辺勢力）
石嶺誠太（いしみね・せいた） – 水橋研二
捜査一課長。
おとり捜査に否定的な立場から、スティンガースに厳しい視線を向ける。
雅楽代翔（うたしろ・しょう） – 渋谷謙人
捜査一課の刑事。
奇想天外なおとり手法に翻弄されつつも、現場では意地を見せる。
吉永斗和（よしなが・とわ） – 早瀬圭人
捜査一課の若手刑事。
優秀だがスティンガースとは価値観がぶつかることも。
豊浦凌（とようら・りょう） – 柏原収史
公安部長。
制度面からも”おとり捜査”に慎重で、スティンガースの動向を牽制。
桐野正弘（きりの・まさひろ） – 鳥谷宏之
刑事部長。
古い体質の代表として、新手法に楔を打ち込む。
龍見真也（たつみ・しんや） – 杉本凌士
警備部長。
リスク管理の観点から、おとり捜査に否定的。
岩永博嗣（いわなが・ひろつぐ） – 成松修
総務部長。
組織運営の要として、スティンガースに注文を付ける。
河北淳一（かわきた・じゅんいち） – 竹林文雄
交通部長。
現場運用面からグレーな手法に苦言。
まとめ
『スティンガース』は、警視庁の異端チームが繰り広げるおとり捜査の裏側を描き、組織内の駆け引きや人間関係が相関図を見ることで一層鮮明になります。
二階堂民子を中心に、情熱派や頭脳派といった個性豊かなキャストが絡み合い、だまし合いの先にどんな真実へたどり着くのかが毎回の見どころです。
本文では主要キャストや登場人物の役割を整理しましたが、それぞれの背景や過去作を知ると、人物への理解がさらに深まるでしょう。
気になるキャラクターや俳優さんについては関連記事で詳しくチェックして、物語の奥行きを楽しんでみてください。