2025年11月25日に放送されたTBS火曜ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』第8話。
放送直後からX(旧Twitter)で「親子の会話が刺さる」「まさかの号泣」とトレンド入りし、大きな反響を呼んでいます!
勝男(竹内涼真)の元へ家出してきた母・陽子(池津祥子)の切実な本音と、ついに自覚してしまった鮎美(夏帆)の恋心……。
今回は感情が揺さぶられっぱなしの1時間でしたよね。
本記事では、第8話のネタバレあらすじと共に、SNSで話題になったシーンや視聴者のリアルな感想、そして気になる次回の展開予想をたっぷりお届けします。
母の家出と”心の中の部屋”──不器用な愛がこぼれ出した親子の本音対話
まさか、あのお母さん・陽子(池津祥子)が家出してくるとは……!
勝男(竹内涼真)のマンションに転がり込んできた陽子さん。
最初はいつものお節介焼きな「オカン」ムーブ全開で、正直僕も見ていて「勝男、これキツイだろうなあ」なんて思っていたんです。

でも、物語が進むにつれて見えてきたのは、完璧に見えた母親の孤独と、それを埋めようとしてきた不器用な愛の形でした。
今回のハイライトは間違いなく、陽子がこぼした「心の中に部屋がある」という言葉ですよね。
「お母さんだって、自分の部屋が欲しいのよ。物理的な部屋じゃなくて、心の中に、誰にも邪魔されない自分だけの部屋が」
このセリフ、刺さった人多いんじゃないでしょうか?
ずっと「海老原家の母」として、完璧な家事と家族のケアを求められ続けてきた彼女。
勝男に対して過干渉になってしまうのも、自分の存在意義をそこに見出すしかなかったからなのかもしれません。
勝男も、そんな母の重さを疎ましく思いつつ、突き放しきれない優しさがあるんですよね。
竹内涼真さんの、困惑と親愛が混ざったような「顔芸」に近い表情演技、今回も冴え渡っていました。
でも今回は笑えるだけじゃなくて、どこか切ない。
「親は完璧じゃなくていいし、子供も親の期待通りじゃなくていい」。
そんなメッセージが、二人のたどたどしい会話から滲み出ていて、思わず目頭が熱くなりました。
そして見逃せないのが、実家に残された父・勝(菅原大吉)の変化です。
これまで「男子厨房に入らず」を地で行っていた頑固親父が、スーパーで買ってきたフリーズドライの味噌汁をすするシーン。
たったそれだけの描写なのに、「あ、この人も変わろうとしてるのかもしれない」と思わせる説得力がありました。
「手作りの味噌汁じゃなきゃダメだ」という呪いを、自分自身で少しだけ解いた瞬間です。
この家族、時間はかかるかもしれないけれど、きっと再生できる。
そう信じさせてくれる温かい展開でした。
(出典:TBSテレビ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』公式サイト)
鮎美の揺れるまなざし──気付いてしまった恋心と嫉妬の形
家族パートで泣かされたと思ったら、今度は恋愛パートで胸を締め付けられましたよ!
夏帆さん演じる鮎美、ついに自分の気持ちに気づいちゃいましたね……。
今回、鮎美は渚(サーヤ)に頼まれて、太平(楽駆)のバーで開催されるフェスでメキシコ料理を振る舞うことになります。

そこで作ったのが、春巻きの皮を使った創作メキシカン!
ドラマに出てくる料理っていつも美味しそうなんですけど、今回のも手軽で真似したくなるアイデアレシピでした。
でも、料理以上に注目すべきは鮎美の視線です。
フェスの会場で、勝男が連れてきた「偽彼女」の椿(中条あやみ)と再会した時の、あの一瞬の表情!
笑顔を作ろうとして引きつる口元、勝男を目で追ってしまう仕草。
セリフで「好き」とは一言も言っていないのに、画面からは「なんで私、こんなにモヤモヤしてるの?」という心の声が聞こえてきそうでした。
特にSNSでも話題になっていたのが、勝男と椿が親しげに話しているのを見た時の「完全に気にしてる顔」。
夏帆さんの演技、本当に凄くないですか?
嫉妬というにはまだ淡くて、でも明らかに以前の「同僚」を見る目とは違う。
あの絶妙なグラデーションを表現できるのはさすがです。
これまでは「同志」のような関係だった二人ですが、鮎美の中で勝男という存在が「気になる異性」へとシフトしたのがはっきりと分かった第8話。
メキシコの陽気な音楽とは裏腹に、鮎美の心の中は嵐の予感です。
視聴者としては、この甘酸っぱい展開、もっと見ていたい!
(出典:モデルプレス「夏帆&竹内涼真の演技に反響」記事)
偽彼女・椿の存在感──物語をかき混ぜる第三者視点の効果
今回のMVP候補として、中条あやみさん演じる椿の存在も挙げておきたいです。
「偽彼女」という役割、一歩間違えれば視聴者に嫌われかねないポジションなんですが、椿は全然嫌味がないんですよね。
むしろ、彼女がいるおかげで物語がクリアに見えてくる。
椿の役割って、単なる恋愛の当て馬じゃないんです。
彼女は、勝男と鮎美という、お互いに素直になれない二人の関係を映し出す「鏡」のような存在。
今回も、勝男に対してサバサバとした態度で接しつつ、鮎美の前では完璧な彼女(のフリ)を演じる。
その切り替えの鮮やかさが、逆に鮎美の心を揺さぶることになりました。
中条あやみさんの、あの高嶺の花のようなビジュアルで繰り出される自然体な演技がすごく効いています。
勝男とのやり取りで見せる、ちょっと呆れたような、でも面白がっているような表情。
あれがあるから、勝男の「良い奴だけど不器用」なキャラクターがより引き立つんですよね。
椿が登場することで、鮎美は自分の嫉妬心に気づき、勝男は「自分にとって本当に大切な人は誰か」を考えるきっかけを与えられる。
まさに最高のスパイス役。
今後、彼女がどう物語に関わってくるのか、もしかしたら二人の背中を押すキューピッド的な役割になるのかも?
なんて予想もしちゃいます。
(出典:TBSテレビ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』あらすじより)
X上で盛り上がった感想まとめ──共感・涙・ほっこりの大合唱
放送終了後のX(旧Twitter)、皆さんのタイムラインも凄くなかったですか?
トレンド入りはもちろんですが、何より感想の熱量が高かったのが印象的でした。
- 「陽子さんの気持ち、わかりすぎて辛い。
- 母だって人間なんだよなあ」
- 「竹内涼真の困り顔、世界遺産に登録したいレベルで好き」
- 「鮎美ちゃんの切ない表情見てたら、こっちまで胸が苦しくなってきた」
- 「フリーズドライの味噌汁で泣く日が来るとは思わなかった」
特に多かったのが、やはり親子関係に関する共感の声。

「親の呪い」や「世代間のギャップ」という重いテーマを扱いつつも、決して説教臭くならず、最後はほっこりさせる脚本の妙に称賛が集まっていました。
また、鮎美と勝男の関係についても「早く付き合っちゃえよ!」「見てるこっちが恥ずかしいわ!」という、もどかしさを楽しむ声が多数。
みんな、この二人の幸せを願ってるんですよね。
視聴率や再生数といった数字以上に、こうやって「誰かと語りたくなるドラマ」って強いなあと思います。
(出典:Yahoo!リアルタイム検索「じゃあ、あんたが作ってみろよ」分析結果)
次回への期待──恋と家族はどこへ向かう?
さて、気になる次回第9話ですが、予告を見る限りさらに波乱の予感が……!
まず、海老原家の問題はまだ完全解決とはいかなそうです。
陽子の家出をきっかけに動き出した家族の歯車が、どう噛み合っていくのか。
お父さんの「変化」が本物になるのか、そして陽子は自分の「部屋」を見つけられるのか。
ここはじっくり見守りたいところ。
そして何より、鮎美と勝男ですよ!
自分の気持ちに気づいてしまった鮎美が、どう動くのか。
予告では何か決意したような表情も映っていたので、もしかしたら自分からアクションを起こす……?
なんて期待も高まります。
勝男の方も、椿との関係(契約)をどうするのか、そして鮎美への気持ちをどう自覚していくのか。
「変わる準備ができた瞬間」から、人は前に進める。
第8話で描かれたこのテーマが、次回どう回収されていくのか楽しみで仕方ありません。
来週の火曜よる10時、テレビの前で正座待機決定です!
(出典:TBSテレビ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』次回予告)
まとめ
第8話は、親子の絆と大人の恋の始まりを丁寧に描いた、まさに神回でしたね。
個人的には、フリーズドライ味噌汁のシーンが今期ドラマの中でも屈指の名シーンになりそうな予感がしています。
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そして、登場人物たちの関係性をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてどうぞ。
本記事の出典・参考元まとめ
本記事のあらすじ、キャスト情報、視聴率データなどは、以下の公式発表および報道に基づき執筆しています。
- ドラマ公式サイト・SNS
- 視聴データ・報道引用元
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