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2022年の台風5号ソングダーが発生しました。
各観測機関の進路予想などを比較するためにまとめました。
天気予報と言えば気象庁の予想を見ることが多いのですが、気象庁の発表は、日本に接近して台風に発達直前に予想を発表する傾向があります。
ということで、気象庁・米軍の合同台風警報センター(JTWC)・ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の進路予想をお伝えします!
【最新】2022年台風5号ソングダーの現在地 米軍(JTWC)・ヨーロッパ(ECMWF)気象庁の最新進路予想を比較!
気象庁などの国内の観測機関と、海外の観測機関は長期的な予測なども発表していたりするので、比較してみましょう!
【最新】2022年台風5号ソングダーの現在地・気象庁
台風5号は九州の西側を通過し、韓国の南西側に位置しています。
そのまま西へと進むことが予想されます。
海面温度もチェック
海面温度も見てみましょう。
海面温度が上昇すると、台風が発生しやすくなると言われています。
日本の南側の海面温度は30℃近くなっているので、台風が発生しやすいと言えるでしょう。
ウェザーニュース
台風5号発生、週末は西日本で大雨のおそれ
台風5号は、熱帯低気圧に変わりました。四国太平洋側や九州では1日(月)は段々と雨雲が少なくなる見込みですが、これまでの雨で地盤が緩んでいるおそれもあるため、急な斜面など危険な場所には近づかないようにしてください。 湿った空気の影響で朝鮮半島から日本海で前線の活動が活発になり、8月1日(月)~3日(水)にかけて北日本などで大雨となるおそれがあります。まだ予測の不確実性が大きい状況ですが、場合によっては災害が発生するような雨となる可能性もあるため、台風が熱帯低気圧に変わった後も雨の情報に注意してください。
引用元:ウェザーニュース
【最新】2022年台風5号ソングダーの現在地・米軍(JTWC) 日本時間7月31日 19:00発表
【最新】2022年台風5号ソングダーの現在地・ECMWF 日本時間 7月31日9時発表
7月31日21時の天気図
8月1日9時の予想
8月1日21時の予想
8月2日9時の予想
8月2日21時の予想
8月3日9時の予想
8月3日21時の予想
8月4日9時の予想
8月4日21時の予想
台風5号は沖縄付近から北上して、日本列島に向かっていくような進路になっていますが、勢力は大きい方ではなく、途中から熱帯低気圧に変わっていくような予想になっています。
台風としては、勢力が弱いというものになりますが、熱帯低気圧であることは変わりないので、接近してきたら注意しましょう。
ECMWFの予想をWindyで動きを見よう!
Windyとは、ECMWF(中期予想センター)の予想を動画にしているサイトです。
ECMWFが1日刻みの予想を発表になりますが、Windyだと1時間刻みの動きを見ることができるので、より動きがわかりやすいのです!
Windyの場合、1時間刻みの動画で見れるので、より動きがわかりやすいです。
台風5号(2022)ソングダーの名前の意味や命名国は?
台風5号についている名前は『ソングダー』ですが、その名前の意味や命名した国はどこなのでしょうか。
『ソングダー』の命名国はベトナムです。
この名前の意味は、北西ベトナムになる川の名前です。
台風の番号や名前も付け方をわかりやすく説明しよう!思ったよりも簡単だよ
米軍・合同台風警報センター(JTWC)とは
合同台風警報センターとは英語表記ではJoint Typhoon Warning Center(JTWC)といい、アメリカ海軍とアメリカ空軍がハワイ州真珠湾海軍基地に共同で設置した、アメリカ国防総省の機関なのです。
北西太平洋・南太平洋とインド洋で発生する熱帯低気圧を偵察するとともに予報や警報を発し、国防総省および他の合衆国政府の諸機関を支援する任務を負います。
また、熱帯低気圧および津波に関して、アメリカ艦隊総軍司令官の指示により、主に海軍の沿岸施設および軍艦と軍用機を含む艦隊の諸資産を対象とする意思決定を支援する機関なのです。
なぜ米軍がここまでするのかというと、日本には米軍基地があり、アジアにも多くの米軍の部隊が派遣されているので、日本などの東アジアの天気も観測する必要があるということで設置された機関なのです。
当たる確率が90%の天気予報と人気を集めており、SNSやアプリ、テレビなどの様々な媒体でコンテンツがあります。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)とは
ヨーロッパ中期予報センターは英語表記ではEuropean Centre for Medium-Range Weather Forecastsと言って1975年に設立された国際組織で所在地はイギリスのレディングにあります。
- 中期気象予報のための数値解析手法を開発すること
- 中期気象予報を作成し、加盟国に配信すること
- これらの予報を向上させるための科学的・技術的研究を行うこと
- 適切な気象データを収集し保管すること
という目的で作られた機関で、
ヨーロッパ地域の
アイルランド、イギリス、イタリア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、ルクセンブルク
以上の18カ国が加盟しています。
加盟国以外にも、
アイスランド、エストニア、クロアチア、スロベニア、セルビア、チェコ、ハンガリー、モロッコ、リトアニア、ルーマニア
以上の10カ国がECMWFと協力関係を樹立しているのです。
まとめ
全国的な影響はなさそうな予想ではありますが、大雨などになる可能性もあるので、これから注意が必要になると思います。