第53代兵庫県知事の斎藤元彦さんにパワハラやおねだり疑惑が浮上し、話題を集めています。
何故この件が公になったのでしょうか。
斎藤元彦さんの辞任はあるのでしょうか。
今回は、斎藤元彦さんのパワハラ・おねだり疑惑について調べてみました。
斎藤元彦はなぜ兵庫県知事を辞めない?
【ライブ】兵庫県・斎藤知事 "パワハラ疑惑"について百条委員会で
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) August 30, 2024
斎藤元彦・兵庫県知事の疑惑告発文書問題で、県議会の調査特別委員会(百条委員会)が30日午後3時から、パワハラ疑惑について斎藤氏本人に初めて証人尋問する。… pic.twitter.com/doBaQbGvfp
斎藤元彦さんのパワハラ・おねだり疑惑は、2024年3月から始まりました。
その後大きく報じられるようになり、兵庫県民以外からも厳しい声が挙がっていますが、現時点で斎藤元彦さんは知事職を辞任をしていません。
知事を自身しない理由は斎藤元彦さんが疑惑を認めていないこと以外にも、「知事という地位を失いたくないという強い思いがある」、「知事としての報酬」、「衆議院選出馬などの野望のため」と言われています。
斎藤元彦は元々評判が良かった?
斎藤元彦さんの兵庫県知事としての評判は、県知事就任初期の頃、新型コロナウイルス対応を中心に、兵庫県と大阪府の連携を強化するなど、積極的な施策が評価されていました。
とくに、大阪府の吉村知事との協力体制を築き、関西圏全体での経済振興やベイエリアプロジェクトを進める姿勢は注目され、期待もされていました。
しかし、時間が経つにつれて斎藤元彦さんに対する批判が目立つようになってきます。
その背景には、斎藤元彦さんが兵庫県知事就任後の強引なリーダーシップやパワハラ疑惑が出てきたことです。
斎藤元彦さんが職員に対して高圧的な態度を取ったことや、不適切な要求をしたという報道が広がり、斎藤元彦さんの評判は大きく低下しました。
さらに、SNSでの発言や対応も批判を浴び、県民の声を十分に聞き入れていないという指摘も多く見られました。
これらの要因により、斎藤元彦さんの評価は二分されてます。
コロナ対応で評価された部分と、その後のスキャンダルや対応の不備が斎藤元彦さんの評判に影響を与えているのです。
斎藤元彦のパワハラやおねだりがヤバい?
《横の席を空けろ!》#斎藤元彦 知事
— NEWSポストセブン (@news_postseven) August 26, 2024
飲み放題で「グラス交換制」と伝えられると不機嫌になって…営業時間外の喫茶店には「知事です」と開店を強要https://t.co/KgJUSdW6pP
「その席には予約が入っていたので断ったのですが、知事は勝手に横にあった予約制の個室に入って、話し合いをしていました」 pic.twitter.com/WNVOwcgYHY
斎藤元彦さんに浮上しているパワハラ・おねだり疑惑はどのようなものなのでしょうか。
周囲からは「斎藤元彦さんは瞬間湯沸かし器と言われている」という声もありました。
そこで現時点で判明しているパワハラ・おねだり疑惑を調べてみました。
斎藤元彦のパワハラの内容①20mほど歩かされた
斎藤元彦さんが県内のある施設に出張した際、車はその施設から20mほど手前で停車しました。
公用車の停車場所近くに車止めが設置されていたためでしたが、斎藤元彦さんは「20mほど手前で降ろされて歩かされた」ということに激怒、職員に怒鳴り「なぜこんな所に車止めを置いたままにしてるんだ」と文句を言ったそうです。
斎藤元彦のパワハラの内容②俺は知事だぞ
ある時、斎藤元彦さんは参加した会議が開かれたホテルで、当日になって予約制の夕食を取りたいと言い出しました。
急なことであったことから職員が断られると、斎藤元彦さんは「俺は知事だぞ」と激怒したそうです。
ホテル以外でも「俺は知事」と言って無理難題を周囲に押し付けたことがあるようです。
斎藤元彦のパワハラの内容③エレベーターの扉が閉まった
斎藤元彦さんがエレベーターに乗ろうとした際、目の前で扉が閉まってしまいました。
すると斎藤元彦さんは激怒、職員に「エレベーターのボタンも押せないのか」と大声で怒鳴りつけたそうです。
斎藤元彦のおねだりの内容①コーヒーメーカーをおねだり
斎藤元彦さんは「知事のおねだり体質は県庁内でも有名」と言われています。
ある時は高級コーヒーメーカーを視察先で贈呈され、その場では辞退したものの、後日送るように指示したそうです。
この時斎藤元彦さんは「みんなが見ている前で受け取れるわけないやろ」と言っていたそうで、コーヒーメーカー以外にもゴルフセットのおねだりもしていたり、「かに、かき、イチゴ、ノリなどを持って帰っていると聞いた」という証言もありました。
斎藤元彦のパワハラやおねだりはなぜ発覚した?
兵庫県の #斎藤元彦 知事が、職員へのパワーハラスメント疑惑などで調査特別委員会(#百条委員会)に出席して証言を始めました。
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) August 30, 2024
写真特集→https://t.co/s6e9dIUCjB… pic.twitter.com/ZUNT6MQiHN
斎藤元彦さんのこれまでの疑惑は、2024年3月に文書で告発されたことで発覚しました。
元県西播磨県民局長の男性が一部の報道機関や県議に配布、さらに県の公益通報窓口にも通報しました。
しかしこの時は元局長の男性が「知事らを誹謗中傷した」と認定され、停職3カ月の処分を受けています。
斎藤元彦さんは告発文の内容について「事実無根」「嘘八百」と全面的に否定したものの、その後の報道で内容の一部に事実が含まれていたことが判明、県議会において真相究明のため51年ぶりとなる百条委員会が設置されました。
さまざまな匿名の証言がメディアにおいて取り上げられ、さらには元局長の男性が亡くなったということもあり、斎藤元彦さんの疑惑は多くの国民に知られることとなりました。
まとめ
斎藤元彦さんの疑惑は、職員のアンケートで役5割の方が見聞きしていたと回答しています。
県のトップとして、斎藤元彦さんにはしっかりと真実を明かしてほしいと思います。