フジテレビ火曜21時の新ドラマ『新東京水上警察』は、東京湾を舞台に”海の最前線”で事件に挑む痛快バディもの。
主演は佐藤隆太さん。
操船スキルを武器にした捜査、湾岸署との駆け引き、カリスマ実業家の暗躍まで、人間ドラマとアクションが一気に押し寄せます。
本記事では相関図で関係性を整理し、主要からゲストまでの登場人物・キャストを網羅。
さらに原作・主題歌の基本情報もひと目で押さえられるように”要点だけをまとめ“ました。
視聴の予習・復習にどうぞ。
【新東京水上警察】の相関図
舞台は、再び設立された東京水上警察署。
東京湾で発生する事件に挑む水上捜査の最前線を描いています。

リーダーは現場叩き上げの刑事・碇拓真(佐藤隆太)、相棒は本部から異動してきたエリート刑事・日下部峻(加藤シゲアキ)。
“水と油”のような二人が衝突しながらも、次第に信頼を築いていくバディ関係が物語の軸になっています。
署には、操船技術に長けた有馬礼子(山下美月)、冷静な玉虫署長(椎名桔平)、調整役の高橋課長(皆川猿時)らが所属。
一方で、湾岸警察署の和田(谷田歩)と井戸田(長谷川純)が”海上捜査の主導権”をめぐって対立し、陸と海の思惑が交錯します。
さらに、若き実業家黒木謙一(柿澤勇人)が暗躍し、水上署の捜査をかき乱す存在として登場。
組織の上下関係や、個々の思惑が複雑に絡み合う中、東京湾の真実に迫っていく構成です。
【新東京水上警察】原作・主題歌情報
『新東京水上警察』の原作は、作家・吉川英梨さんの同名小説シリーズ(講談社文庫)です。
もともと警察小説ファンの間では根強い人気がある作品で、“海の上を駆ける刑事たち”という斬新な舞台設定が話題になっていました。
作者の吉川さんは『警視庁53教場』や『13階段下のマリオネット』などでも知られるベテラン作家で、社会のリアルを切り取る描写に定評があります。
今回のドラマ化では、原作の緊迫感をベースにしながらも、映像ならではのスケール感と人間ドラマが加わって、より深みのある世界観に進化しています。
脚本を手がけるのは我人祥太さん。
人間の感情の“ぶつかり合い”を描くのが得意な方で、碇と日下部という真逆の刑事コンビの関係をどう描くのかにも注目です。
演出陣には西岡和宏さん、柳沢凌介さん、土方政人さん、朝比奈陽子さんといった、フジテレビの名作ドラマを支えてきた実力派がずらり。
刑事ドラマらしい緊張感と、水上アクションの迫力がどう融合するのか――制作陣の顔ぶれだけでも期待が高まりますね!
音楽を担当するのは、ドラマ『コード・ブルー』『アンメット』などで知られる得田真裕さん。
切なさと疾走感が同居するサウンドで、海上の静けさや刑事たちの葛藤をドラマチックに彩ります。
たとえば緊迫したシーンの中でふっと流れるピアノやストリングス――あの“得田節”が今回も存分に発揮されそうです。
そして今回の主題歌は、再結成を果たしたAqua Timezが書き下ろした新曲「if you come」。
フジテレビ公式サイトによると、この曲は“再結成後初のドラマ主題歌”であり、活動期間中に制作された最後の書き下ろし曲でもあるそうです。
歌詞には「何度でも立ち上がる」「波を越えていく」という前向きなメッセージが込められていて、まさに本作のテーマ“海と人間の再生”にピッタリ。
SNSでは早くも「イントロから胸が熱くなる」「Aqua Timezの声が懐かしくて泣ける」といった声も上がっています(参考:Real Sound)。
放送枠はフジテレビ系・火曜21時(火9)。
初回はなんと15分拡大でスタート!
すでに公開されている予告映像では、船でのカーチェイスや波間での救出シーンなど、これまでの刑事ドラマにはなかった“海上のスケール感”が映し出されています(https://www.fujitv.co.jp/suijo_keisatsu/)。
海の上で繰り広げられるアクション、音楽、そして人間ドラマ――すべての要素がそろった「夏の本命ドラマ」と言ってもいいかもしれません。
原作ファンも、刑事ドラマ好きも、音楽ファンも楽しめる『新東京水上警察』。
熱くて爽快で、どこか切ない――そんな“海上ヒューマンドラマ”の世界を、ぜひ体感してみてください。
【新東京水上警察】登場人物・キャストの関連記事まとめ!
『新東京水上警察』のキャスト陣は、主演の佐藤隆太さんを中心に、個性と実力を兼ね備えたメンバーが勢ぞろいしています。
ドラマの世界観を支える“水上署チーム”から、“対立する湾岸署”の面々、さらにキーパーソンとなる企業関係者まで、キャラクターの配置バランスが絶妙なんです。
碇拓真 – 佐藤隆太
東京水上警察署・強行犯係の係長で”チーム碇”のリーダー。
危険もいとわない突破力と鋭い観察眼で海の事件に挑む一方、”水恐怖症”という弱点を抱える人間味が魅力。
所轄上がりの現場肌が日下部の合理主義とぶつかり、化学反応を生む。
日下部峻 – 加藤シゲアキ
本部(捜査一課)から望まぬ異動で配属されたエリート。
短期での”本部帰還”を狙い手柄に貪欲だが、碇との衝突と協働を通じて”海の現場”を学んでいく。
有馬礼子 – 山下美月
船舶の操縦や海象読みを担う海技職員。
刑事に憧れを抱きつつ、海のプロとして捜査の最前線に立つ存在。
玉虫肇 – 椎名桔平
水上署署長。
もとは海技職員で”海を知る男”。
上層と現場のはざまで、時にブレーキをかけつつも、熱い本心を秘める。
高橋宗司 – 皆川猿時
水上署課長。
玉虫の下で、自由奔放な碇らと署長の方針の間で苦心する中間管理職。
藤沢充 – 中尾明慶
元鑑識の刑事。
穏やかな性格でフォロー役だが”波風立てない主義”が裏目に出ることも。
細野由起子 – 山口紗弥加
物怖じせず踏み込む頼れる刑事。
若者の心をつかむのが得意で、体術も切れるツッコミ役。
遠藤康孝 – 齋藤璃佑
チーム最年少。
交番からの異動で”一人前の刑事”を目指す。
碇と同じ大学出身で憧れの存在。
三上慎吾 – 松本怜生
介護施設「キズナオーシャン豊洲」のケアスタッフ。
若さの陰に秘密を抱え、水上署と関わり始める。
和田毅 – 谷田歩(湾岸警察署)
日下部の湾岸署時代の先輩刑事。
水上署を敵視し、たびたび対立する硬骨漢。
井戸田勝 – 長谷川純(湾岸警察署)
和田の部下。
水上署をライバル視して張り合う。
黒木謙一 – 柿澤勇人(湾岸海洋ヒューマンキャリア 社長)
政財界にパイプを持つ若き社長。
実は”湾岸ウォリアーズ”初代総長という裏の顔を持つ、メンバー最大の敵。
大沢俊夫 – 小林隆(海技職員OB)
“水上警察の生き字引”。
玉虫の先輩で、有馬が尊敬する海の男。
まとめ
『新東京水上警察』は、キャラクターたちの人間関係が物語を大きく動かしていく群像ドラマです。
碇と日下部という性格も立場も正反対のバディを中心に、操船のプロ・有馬や、署全体を束ねる玉虫、さらには湾岸署との駆け引き、黒木の裏の顔――と、さまざまな思惑が交錯していきます。
水上という特殊な舞台で繰り広げられる緊迫したアクションや人間ドラマは、他の刑事ドラマとは一味違う魅力があります。
放送前に相関図をチェックしておくと、各キャラクターの関係がより鮮明になり、初回からぐっと物語に入り込みやすくなりますよ。
放送後はキャスト情報を振り返りながら、それぞれの背景や立場を知ることで、見逃していた伏線にも気づけるかもしれません。
水上署の熱いチームワークと、東京湾に隠された真実の行方を、ぜひ自分の目で確かめてみてください。












































