宝塚歌劇団の元トップ娘役として多くのファンに愛された咲妃みゆさん。
華やかな舞台での姿からは想像できない、学生時代の素顔や、ご家族との関係について気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、咲妃みゆさんの出身高校や大学をはじめ、ご実家やご両親・兄弟といった家族構成について、わかっている範囲で丁寧にご紹介します。
舞台での活躍の裏にあるルーツを知ることで、より深く魅力を感じられるかもしれません。どうぞ最後までご覧ください。
咲妃みゆの学歴
咲妃みゆさんが通っていた学校について調べてみました。
咲妃みゆの出身小学校
出身小学校は公表されていません。
1年生の時に劇団四季の公演『美女と野獣』を観劇し、生まれて初めて知ったミュージカルの世界に憧れを抱いた咲妃みゆさんは、4年生の時に再び劇団四季の公演『ライオンキング』を観てその思いが強くなったそうです。
そして5年生の時の「将来の夢を書く」という授業では、「ミュージカルスターになりたい」と書いていました。
ただこの時から宝塚を目指していたわけではありませんでした。
咲妃みゆの出身中学
小学校卒業後は、日向学院中学校に進学しました。
偏差値は、60です。
中学では、合唱部に所属していました。
咲妃みゆの出身高校
中学校卒業後は、日向学院高等学校に進学しました。
偏差値は、58です。
高校でも合唱部に所属し、九州大会で準優勝しました。
また英語の弁論大会にも出場したことがあるそうです。
咲妃みゆの出身大学
高校卒業後は、宝塚音楽学校に進学しました。
2年間在籍し、2010年3月に宝塚歌劇団に入団しています。
宝塚音楽学校は大学ではないため、咲妃みゆさんの最終学歴は高卒です。
咲妃みゆの実家
宝塚歌劇団雪組のトップ娘役としてご活躍された咲妃みゆさんが、宮崎市長を表敬訪問しました。
— 宮崎市広報 (@MiyazakiCity_PR) April 12, 2019
今回の訪問は宝塚退団後、茶話会開催のため出身地宮崎県へ凱旋することに伴うものです。
咲妃さんの今後ますますのご活躍を祈念します。 https://t.co/wraDcgeIKh#宮崎市 #miyazakicity_news #宝塚歌劇団 pic.twitter.com/sJhKDm6mtg
咲妃みゆさんは、宮崎県児湯郡高鍋町出身です。
街中や山間、そして海の近くと幼い頃から何度か転居したと明かしていました。
そのため現在実家が出身地と同じ場所にあるのかはわかりませんでした。
咲妃みゆの生い立ち
1991年3月16日に誕生した咲妃みゆさんは、無呼吸状態で生まれ生死の境を彷徨ったそうです。
「自然に触れさせる、芸術に触れさせる、礼儀作法を身につけさせる、それ以外は好きなことをやらせる」という両親の教育の元で育ち、高校の頃には得意だった英語を活かして「通訳やツアーコンダクターになりたい」という考えを持っていました。
しかし「心底、その職業に就きたいのか」と考え込むこともあったそうで、そんな咲妃みゆさんの姿を見たお父さんが、人生の目標をしっかりと定めて欲しいという思いから、「同世代の女の子たちが夢を叶えようと必死に努力している姿を見れば、刺激を受けるのでは」と宝塚受験を勧めました。
咲妃みゆさんは受験のわずか2か月前からレッスンを始めたため、先生からも「今年は不合格だと思うけれど、来年も受けるならその練習になる」とアドバイスされていたそうです。
そして咲妃みゆさん、そして受験を勧めたお父さんも受かるとは思っていなかったものの、まさかの一発合格で宝塚音楽学校に入りました。
咲妃みゆの父親
咲妃みゆさんの父親は、長友譲司さんというお名前で、中学校の教員をされています。
教育の現場に立つお父さんのもとで育った咲妃みゆさんは、幼い頃から礼儀正しさや努力する姿勢を自然と身につけていったのかもしれませんね。
意外なことに、長友さんご自身は宝塚歌劇団の熱心なファンというわけではなかったそうです。
宝塚音楽学校についても当初はあまり詳しくなかったとのことで、「娘が挑戦したいと言っているけれど、どんな場所なんだろう?」というのが正直な気持ちだったようです。
それでも、咲妃みゆさんが本気で進学を目指していると知ると、すぐにその挑戦を後押しする立場に回りました。
結果として合格を勝ち取ったときには、心から応援し、晴れやかな門出を支えてくれたそうです。
親としての押しつけではなく、子どもの意志を尊重しながら背中を押してくれる姿勢は、多くの方にとって理想の父親像と重なるかもしれませんね。
宝塚の舞台で咲妃みゆさんが見せた凛とした佇まいや芯の強さには、そうした家庭環境が影響していたのではないかと感じさせられます。
お父さんとの信頼関係の深さが、咲妃さんのキャリアにおいて大きな支えとなっていたことは間違いないでしょう。
咲妃みゆの母親
咲妃みゆさんの母親については、名前などの詳細なプロフィールは公表されていませんが、職業は小学校の教師をされていることが知られています。
父親と同じく教育の現場に携わってきた方であり、家庭内でも礼儀や努力の大切さを教える姿勢が自然と根付いていたのかもしれませんね。
教育者として、そして母親として、咲妃みゆさんを温かく見守りながら育ててこられた姿がうかがえます。
特に、宝塚音楽学校への進学を決めたときのエピソードは印象的です。
あるメディアで紹介された話によれば、母親は「ゆうみは根性がある。それだけは自信を持って自慢できる」と、娘の挑戦に対して心からの信頼を込めた言葉をかけたそうです。
このような励ましは、舞台という厳しい世界に足を踏み入れる際の大きな支えとなったことでしょう。
厳しさのなかにも愛情を込めて背中を押してくれる存在は、人生のなかで何よりも心強いものです。
表舞台で輝く咲妃さんの姿の裏には、そうした家庭の温もりや、日々の会話のなかにあった小さな励ましの積み重ねがあったのかもしれません。
名前こそ公にされていないものの、教師として、母として、そして一人の女性として、咲妃みゆさんの内面を形作る存在として大きな影響を与えてきたことが感じられますね。
家族の支えがあったからこそ、多くの人を魅了する表現力と芯の強さを育むことができたのではないでしょうか。
咲妃みゆの兄弟や姉妹
咲妃みゆさんには、3歳年下の妹さんが一人います。姉妹仲はとても良いようで、過去には咲妃さんのInstagramに妹さんが登場したこともあります。
投稿では、並んで笑顔を見せる姿が印象的で、「姉妹でこんなに仲がいいなんて素敵」と多くのファンから反響が寄せられていました。
ただし、妹さんは芸能活動などをしているわけではなく、一般の方として生活されています。
そのため、名前や職業といった個人に関わる情報は非公開となっており、プライバシーに配慮されていることがうかがえます。
ネット上にも明確な経歴や写真は出回っていません。
とはいえ、妹さんとの関係性からは、咲妃みゆさんの人柄が自然とにじみ出ています。
お互いを尊重し合いながら距離感を大切にしている様子は、家庭内で築かれてきた信頼や優しさの証とも言えるでしょう。
舞台上で見せる品のある佇まいには、家族との関係性が少なからず影響しているのかもしれませんね。
また、家族の話題においても過度にプライベートをさらけ出すことなく、節度を保った発信をされている点も、咲妃さんらしい慎み深さの表れだと感じます。
そうした姿勢に共感を覚えるファンも多く、彼女の魅力は舞台上だけにとどまらないことを物語っています。
このように、妹さんの詳細な情報は公表されていないものの、咲妃みゆさんのSNSを通じて見える「姉妹の絆」は、日常のやさしさや思いやりに満ちた一面を教えてくれる存在となっています。
まとめ
咲妃みゆさんは、ご両親ともに教育者という家庭に育ち、日々の中で培われた礼儀や努力の姿勢が、宝塚という厳しい世界でも活かされたように感じます。
とくに父親の一言がきっかけで宝塚音楽学校への挑戦を決意し、母親や妹との絆にも支えられながら、トップ娘役として多くの人の心を動かす存在となりました。
出身高校や大学についても注目が集まる一方で、ご家族との温かい関係性を知ることで、咲妃みゆさんの芯の強さや人間的な魅力に惹かれた方も多いのではないでしょうか。
今後も、培ってきた信念と家族の応援を力に、さまざまな舞台やメディアでの活躍がますます期待されます。
今回ご紹介した内容が、咲妃みゆさんの素顔を知る手がかりとなれば幸いです。
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