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2024年の台風1号イーウィニャが発生しました。
各観測機関の進路予想などを比較するためにまとめました。
天気予報と言えば気象庁の予想を見ることが多いのですが、気象庁の発表は、日本に接近して台風に発達直前に予想を発表する傾向があります。
ということで、気象庁・米軍の合同台風警報センター(JTWC)・ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の進路予想をお伝えします!
【最新】2024年台風1号イーウィニャの現在地 米軍(JTWC)・ヨーロッパ(ECMWF)気象庁の最新進路予想を比較!
気象庁などの国内の観測機関と、海外の観測機関はそれぞれ違う予想が発表されることもあります。
例えば、海外の観測機関では気象庁と違い、長い期間での予想が出ていたりするなどの違いがあるのです。
気象庁の予測と、海外の観測期間の違いなども見て、台風に備えましょう。
【最新】2024年台風1号イーウィニャのタマゴの現在地・気象庁
現在、2024年の台風1号「イーウィニャ」は日本の南を北東に進んでいます。
台風は現在、中心気圧990hPa、最大風速30m/s、最大瞬間風速45m/sの強さを持ち、時速20kmで北東に移動しています。
今後も北東方向に進み、5月31日には伊豆諸島に接近し、関東地方でも雨や風が強まる可能性があります。
この台風の影響で伊豆諸島では強風や高波に注意が必要です。
また、関東地方でも台風の進路によっては強い雨が予想されるため、警戒が必要です。
特に台風の北側では三陸沖からの北東風により雨雲が発達しやすくなっているため、降雨の影響が大きくなる恐れがあります
海面温度もチェック
海面温度も見てみましょう。
海面温度が上昇すると、台風が発生しやすくなると言われています。
日本の南側の海面温度は30℃近くなっているので、台風が発生しやすいと言えるでしょう。
ウェザーニュース
関東の南を通過し雨風強まる可能性
台風1号(イーウィニャ)は日本の南にあって、東北東に進んでいます。
台風1号は日本の南の海上を北東に進みながら、次第に温帯低気圧に変わっていく見通しです。
5月31日(金)には伊豆諸島付近を通過する見込みで、北寄りの進路を進んだ場合は関東のかなり近くを進む可能性があります。
伊豆諸島では雨風が強まり、高波にも注意が必要です。
関東南部でも台風が北寄りの進路となった場合は雨や風の強まるおそれがあります。
また、台風の北側では三陸沖からの北東風により雨雲が発達しやすくなります。
関東や東海では台風がそれほど近づかなくても強い雨となる心配があり注意が必要です。
引用元:ウェザーニュース
【最新】2024年台風1号イーウィニャのタマゴの現在地・米軍(JTWC) 日本時間5月30日 3:00発表
台風1号は2024年5月29日18:00 UTC時点で北緯27.3度、東経133.9度に位置しており、最大風速は55ノット(約102 km/h)、中心気圧は983 hPaです。
この台風は現在西北西方向に進んでおり、今後もこの進路を維持する見込みです (JMA) (Navy MIL)。
JTWCによると、台風1号の風速分布予測が改良され、風の分布に関する予測精度が向上しました。
これにより、影響を受ける可能性のある地域や海上の船舶の準備がより早期に適切に
【最新】2024年台風1号イーウィニャのタマゴの現在地・ECMWF 日本時間 5月29日 21:00発表
5月29日21時の天気図
5月30日21時の予想
5月31日21時の予想
6月1日21時の予想
ECMWFの予想をWindyで動きを見よう!
Windyとは、ECMWF(中期予想センター)の予想を動画にしているサイトです。
ECMWFが1日刻みの予想を発表になりますが、Windyだと1時間刻みの動きを見ることができるので、より動きがわかりやすいのです!
Windyの場合、1時間刻みの動画で見れるので、より動きがわかりやすいです。
台風2024年台風1号イーウィニャの名前の意味や命名国は?
台風12号についている名前は『イーウィーャ』ですが、その名前の意味や命名した国はどこなのでしょうか。
『イーウィニャ』の命名国は、ミクロネシアです。
この名前の意味は、「嵐の神」という意味です。
台風の番号や名前も付け方をわかりやすく説明しよう!思ったよりも簡単だよ
米軍・合同台風警報センター(JTWC)とは
合同台風警報センターとは英語表記ではJoint Typhoon Warning Center(JTWC)といい、アメリカ海軍とアメリカ空軍がハワイ州真珠湾海軍基地に共同で設置した、アメリカ国防総省の機関なのです。
北西太平洋・南太平洋とインド洋で発生する熱帯低気圧を偵察するとともに予報や警報を発し、国防総省および他の合衆国政府の諸機関を支援する任務を負います。
また、熱帯低気圧および津波に関して、アメリカ艦隊総軍司令官の指示により、主に海軍の沿岸施設および軍艦と軍用機を含む艦隊の諸資産を対象とする意思決定を支援する機関なのです。
なぜ米軍がここまでするのかというと、日本には米軍基地があり、アジアにも多くの米軍の部隊が派遣されているので、日本などの東アジアの天気も観測する必要があるということで設置された機関なのです。
当たる確率が90%の天気予報と人気を集めており、SNSやアプリ、テレビなどの様々な媒体でコンテンツがあります。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)とは
ヨーロッパ中期予報センターは英語表記ではEuropean Centre for Medium-Range Weather Forecastsと言って1975年に設立された国際組織で所在地はイギリスのレディングにあります。
- 中期気象予報のための数値解析手法を開発すること
- 中期気象予報を作成し、加盟国に配信すること
- これらの予報を向上させるための科学的・技術的研究を行うこと
- 適切な気象データを収集し保管すること
という目的で作られた機関で、
ヨーロッパ地域の
アイルランド、イギリス、イタリア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、ルクセンブルク
以上の18カ国が加盟しています。
加盟国以外にも、
アイスランド、エストニア、クロアチア、スロベニア、セルビア、チェコ、ハンガリー、モロッコ、リトアニア、ルーマニア
以上の10カ国がECMWFと協力関係を樹立しているのです。
まとめ
全国的な影響はなさそうな予想ではありますが、大雨などになる可能性もあるので、これから注意が必要になると思います。