2024年の台風7号アンピルは熱帯低気圧に変わりました。
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天気予報と言えば気象庁の予想を見ることが多いのですが、気象庁の発表は、日本に接近して台風に発達直前に予想を発表する傾向があります。
ということで、気象庁・米軍の合同台風警報センター(JTWC)・ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の進路予想をお伝えします!
【最新】2024年台風7号アンピルの現在地 米軍(JTWC)・ヨーロッパ(ECMWF)気象庁の最新進路予想を比較!
気象庁などの国内の観測機関と、海外の観測機関はそれぞれ違う予想が発表されることもあります。
例えば、海外の観測機関では気象庁と違い、長い期間での予想が出ていたりするなどの違いがあるのです。
気象庁の予測と、海外の観測期間の違いなども見て、台風に備えましょう。
【最新】2024年台風7号アンピルの現在地・気象庁
台風7号(アンピル)は現在、三陸沖に位置しており、北東方向に向かって時速20kmで進んでいます。
中心気圧は975hPa、最大風速は35m/s、最大瞬間風速は50m/sです。
台風の暴風域は全域で370kmに広がっています。
今後の予測では、台風7号はさらに北東に進み、18日には日本のはるか東方へ抜ける見込みです。
台風が日本本土に与える直接的な影響は次第に少なくなりますが、東北地方や北海道の一部では引き続き強風や大雨に警戒が必要です。
海面温度もチェック
海面温度も見てみましょう。
海面温度が上昇すると、台風が発生しやすくなると言われています。
日本の南側の海面温度は30℃近くなっているので、台風が発生しやすいと言えるでしょう。
ウェザーニュース
16日(金)に関東接近 交通機関に影響も
台風7号(アンピル)は父島の西南西にあって、北東に進んでいます。
今後は発達しながら日本の南を北東に進み、14日(水)夕方から夜にかけて、小笠原諸島に最も接近する見込みです。
その後は強い勢力となって北に向きを変え、16日(金)には暴風域を伴ったまま伊豆諸島や関東に接近するおそれがあります。
その後はやや東寄りに進路を変えますが、北日本方面にも影響を及ぼす可能性があります。
また東日本や北日本を中心に、交通機関にも影響が出る可能性があります。随時、最新情報をご確認ください。
引用元:ウェザーニュース
【米軍(JTWC)】台風7号アンピルの現在地・日本時間8月14日 15:00発表
米軍合同台風警報センター(JTWC)によると、台風7号(アンピル)は現在、日本の東北東方向に進んでおり、勢力は強いまま維持されています。
最大風速は約185km/hに達しており、今後も北東方向に進み、関東地方から東北地方にかけて影響を与える可能性があります。
台風は徐々に勢力を弱めながら日本列島を離れ、さらに東へ進む見込みです。
最新の情報に基づき、台風の進路や勢力の変化に注意を払い、必要な対策を講じることが推奨されます。
日本の沿岸部では高波や暴風に対する警戒が必要です。
詳しい進路予想や状況は、JTWCの公式サイトや信頼できる天気予報サイトで確認してください。
【ECMWF】2024年台風7号アンピルの現在地・日本時間 8月13日 21:00発表
8月14日9時の天気図
8月15日9時の予想
8月16日9時の予想
8月17日9時の予想の予想
8月18日9時の予想の予想
ECMWFの予想をWindyで動きを見よう!
Windyとは、ECMWF(中期予想センター)の予想を動画にしているサイトです。
ECMWFが1日刻みの予想を発表になりますが、Windyだと1時間刻みの動きを見ることができるので、より動きがわかりやすいのです!
Windyの場合、1時間刻みの動画で見れるので、より動きがわかりやすいです。
2024年台風7号アンピルの名前の意味や命名国は?
台風7号についている名前は『アンピル』ですが、その名前の意味や命名した国はどこなのでしょうか。
『アンピル』の命名国は、カンボジアです。
この名前の意味は、植物の「タマリンド」の現地の名前です。
台風の番号や名前も付け方をわかりやすく説明しよう!思ったよりも簡単だよ
米軍・合同台風警報センター(JTWC)とは
合同台風警報センターとは英語表記ではJoint Typhoon Warning Center(JTWC)といい、アメリカ海軍とアメリカ空軍がハワイ州真珠湾海軍基地に共同で設置した、アメリカ国防総省の機関なのです。
北西太平洋・南太平洋とインド洋で発生する熱帯低気圧を偵察するとともに予報や警報を発し、国防総省および他の合衆国政府の諸機関を支援する任務を負います。
また、熱帯低気圧および津波に関して、アメリカ艦隊総軍司令官の指示により、主に海軍の沿岸施設および軍艦と軍用機を含む艦隊の諸資産を対象とする意思決定を支援する機関なのです。
なぜ米軍がここまでするのかというと、日本には米軍基地があり、アジアにも多くの米軍の部隊が派遣されているので、日本などの東アジアの天気も観測する必要があるということで設置された機関なのです。
当たる確率が90%の天気予報と人気を集めており、SNSやアプリ、テレビなどの様々な媒体でコンテンツがあります。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)とは
ヨーロッパ中期予報センターは英語表記ではEuropean Centre for Medium-Range Weather Forecastsと言って1975年に設立された国際組織で所在地はイギリスのレディングにあります。
- 中期気象予報のための数値解析手法を開発すること
- 中期気象予報を作成し、加盟国に配信すること
- これらの予報を向上させるための科学的・技術的研究を行うこと
- 適切な気象データを収集し保管すること
という目的で作られた機関で、
ヨーロッパ地域の
アイルランド、イギリス、イタリア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、ルクセンブルク
以上の18カ国が加盟しています。
加盟国以外にも、
アイスランド、エストニア、クロアチア、スロベニア、セルビア、チェコ、ハンガリー、モロッコ、リトアニア、ルーマニア
以上の10カ国がECMWFと協力関係を樹立しているのです。
まとめ
全国的な影響はなさそうな予想ではありますが、大雨などになる可能性もあるので、これから注意が必要になると思います。