2024年の台風8号ウーコンは熱帯低気圧に変わりました。
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天気予報と言えば気象庁の予想を見ることが多いのですが、気象庁の発表は、日本に接近して台風に発達直前に予想を発表する傾向があります。
ということで、気象庁・米軍の合同台風警報センター(JTWC)・ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の進路予想をお伝えします!
【最新】2024年台風8号ウーコンの現在地 米軍(JTWC)・ヨーロッパ(ECMWF)気象庁の最新進路予想を比較!
気象庁などの国内の観測機関と、海外の観測機関はそれぞれ違う予想が発表されることもあります。
例えば、海外の観測機関では気象庁と違い、長い期間での予想が出ていたりするなどの違いがあるのです。
気象庁の予測と、海外の観測期間の違いなども見て、台風に備えましょう。
【最新】2024年台風8号ウーコンの現在地・気象庁
台風8号(ウーコン)は、現在、日本の東海上に位置しており、北北西方向に向かって時速25kmで進んでいます。
中心気圧は1002hPa、最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sです。
今後、この台風は日本の東を北上し、15日には再び熱帯低気圧へと勢力を弱める見込みです。
そのため、日本本土への大きな影響は予想されていませんが、海上では高波に注意が必要です。
台風は16日以降、さらに東に進み、17日には日本のはるか東方で完全に勢力を失う見込みです。
最新の進路予測や詳細については、気象庁やウェザーニュースの公式サイトで随時確認することをお勧めします。
海面温度もチェック
海面温度も見てみましょう。
海面温度が上昇すると、台風が発生しやすくなると言われています。
日本の南側の海面温度は30℃近くなっているので、台風が発生しやすいと言えるでしょう。
ウェザーニュース
台風8号 本州への大きな影響はない予想
台風8号(ウーコン)は日本の東にあって、北北西に進んでいます。
この後は北寄りに進み、日本の東に向かう可能性が高くなっています。
顕著な発達は予想されておらず、15日(木)には再び熱帯低気圧の勢力になる予想です。
日本の陸地への大きな影響はありません。
引用元:ウェザーニュース
【米軍(JTWC)】2024年台風8号ウーコンの現在地・日本時間8月14日 15:00発表
米軍合同台風警報センター(JTWC)によると、台風8号(ウーコン)は現在、日本の東海上に位置し、北北西に進んでいます。
この台風は勢力を弱めながら進行しており、最大風速は18m/s、中心気圧は1002hPaとなっています。
今後、台風8号は日本本土には接近せず、北東方向へ進む見込みです。
15日には熱帯低気圧に変わり、その後はさらに東へ進んでいくと予想されています。
日本本土への直接的な影響は少ないと考えられますが、海上では高波に注意が必要です。
最新の情報や進路予測については、信頼できる情報源を参照し続けることをお勧めします。
【ECMWF】2024年台風8号ウーコンの現在地・日本時間 8月14日 9:00発表
8月14日9時の天気図
8月15日9時の予想
8月16日9時の予想
8月17日9時の予想の予想
8月18日9時の予想の予想
ECMWFの予想をWindyで動きを見よう!
Windyとは、ECMWF(中期予想センター)の予想を動画にしているサイトです。
ECMWFが1日刻みの予想を発表になりますが、Windyだと1時間刻みの動きを見ることができるので、より動きがわかりやすいのです!
Windyの場合、1時間刻みの動画で見れるので、より動きがわかりやすいです。
2024年台風8号ウーコンの名前の意味や命名国は?
台風8号についている名前は『ウーコン』ですが、その名前の意味や命名した国はどこなのでしょうか。
『ウーコン』の命名国は、中国です。
この名前の意味は、「孫悟空」という意味です。
台風の番号や名前も付け方をわかりやすく説明しよう!思ったよりも簡単だよ
米軍・合同台風警報センター(JTWC)とは
合同台風警報センターとは英語表記ではJoint Typhoon Warning Center(JTWC)といい、アメリカ海軍とアメリカ空軍がハワイ州真珠湾海軍基地に共同で設置した、アメリカ国防総省の機関なのです。
北西太平洋・南太平洋とインド洋で発生する熱帯低気圧を偵察するとともに予報や警報を発し、国防総省および他の合衆国政府の諸機関を支援する任務を負います。
また、熱帯低気圧および津波に関して、アメリカ艦隊総軍司令官の指示により、主に海軍の沿岸施設および軍艦と軍用機を含む艦隊の諸資産を対象とする意思決定を支援する機関なのです。
なぜ米軍がここまでするのかというと、日本には米軍基地があり、アジアにも多くの米軍の部隊が派遣されているので、日本などの東アジアの天気も観測する必要があるということで設置された機関なのです。
当たる確率が90%の天気予報と人気を集めており、SNSやアプリ、テレビなどの様々な媒体でコンテンツがあります。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)とは
ヨーロッパ中期予報センターは英語表記ではEuropean Centre for Medium-Range Weather Forecastsと言って1975年に設立された国際組織で所在地はイギリスのレディングにあります。
- 中期気象予報のための数値解析手法を開発すること
- 中期気象予報を作成し、加盟国に配信すること
- これらの予報を向上させるための科学的・技術的研究を行うこと
- 適切な気象データを収集し保管すること
という目的で作られた機関で、
ヨーロッパ地域の
アイルランド、イギリス、イタリア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、ルクセンブルク
以上の18カ国が加盟しています。
加盟国以外にも、
アイスランド、エストニア、クロアチア、スロベニア、セルビア、チェコ、ハンガリー、モロッコ、リトアニア、ルーマニア
以上の10カ国がECMWFと協力関係を樹立しているのです。
まとめ
全国的な影響はなさそうな予想ではありますが、大雨などになる可能性もあるので、これから注意が必要になると思います。