ドラマ『先に生まれただけの僕』や『3年A組-今から皆さんは、人質です-』など話題作への出演で注目を集める俳優・萩原利久さん。
実は9歳から芸能活動を始め、子役としてバラエティ番組にも多数出演していた経歴を持っています。
現在は演技派俳優として着実に実績を重ね、同世代の中でも頭ひとつ抜けた存在に成長しつつある萩原さんですが、その歩みの裏にはどんな経験があったのでしょうか。
この記事では、萩原利久さんのこれまでの経歴や、出身校・病気による降板の真相など、気になる情報を詳しく紹介していきます。
萩原利久は子役出身だった！
萩原利久さんは2008年、まだ小学生の頃にLEGOブロックのCMで芸能界デビューを果たしました。
当時は「目立ちたい」「ちやほやされたい」という純粋な憧れや、お笑いタレントの小島よしおさんに会って友達に自慢したいという子どもらしい動機がきっかけだったと語っています。
芸能活動は“習い事のひとつ”という感覚で取り組んでいたものの、転機が訪れたのは中学生の頃。
人気俳優・菅田将暉さんと兄弟役で共演した際、現場で大人の俳優たちが作り出す空気感や、演技に対する真剣さに触れたことで、俳優という仕事の奥深さに強く惹かれるようになったそうです。
この経験が萩原さんにとって大きな転機となり、それ以降は単なる憧れから一転して、真剣に演技と向き合うようになります。
以降、舞台やドラマ、映画に積極的に出演しながら演技力を磨いていき、単なる“子役出身”にとどまらない実力派俳優として着実にキャリアを築いていきました。
萩原利久はオカレモンだった！
逢沢博己（萩原利久）くんが
— さとるん (@satorun_h) February 3, 2019
子役グループ“オカレモンJr.”のメンバーだったの面白いな#3A #3年A組 pic.twitter.com/PFBa6YPiYS
子役時代の萩原利久さんは、フジテレビ系の人気バラエティ『めちゃ×2イケてるッ！』内で展開された岡村隆史さん扮する「オカレモン」のコーナーに出演していました。
この企画で結成された子役グループ「オカレモンJr.」の一員として、約2年間にわたりレギュラー出演していたのです。
当時は個性派の子役たちが多く、収録中に鼻水を垂らすなど天然の“奇跡”を起こす子や、喋るだけで笑いが取れる滑舌の悪い子もいて、萩原さん自身は「目立ってないやつ」と岡村さんからいじられる存在でした。
それでも本人にとってはこの経験が非常に印象深く、「芸能人と友達になりたくて始めた僕にとって、現場はとにかく楽しい場所だった」と振り返っています。
仕事というより“はしゃぎ場”のように楽しんでいたと語るこの時期が、後の俳優人生にも大きな影響を与えたことは間違いありません。
萩原利久の学歴
萩原利久さんが通っていた学校について調べてみました。
萩原利久の出身小学校
萩原利久さんの出身小学校については、現在のところ本人や所属事務所から正式な情報は明かされていません。
ただ、プロフィール上では「埼玉県出身」と記載されているため、県内の公立小学校に通っていたと推察されます。
芸能活動を始めたのは小学生の頃で、当時は芸能界を“習い事のようなもの”と捉えていたことから、学業との両立も自然体でこなしていたようです。
また、メディア出演を続けながらも、地元の友人たちと変わらぬ関係を築いていたことを本人が語っており、特別扱いされることなく日常を過ごしていた様子がうかがえます。
一部SNSでは具体的な校名を挙げる投稿も見られますが、信頼できる裏付けがないため、現時点では確定的な情報とは言えません。
萩原利久の出身中学
小学校卒業後、萩原利久さんは東京都文京区にある私立・郁文館中学校へ進学しました。
芸能活動との両立がしやすいことで知られるこの学校は、学業にも力を入れており、芸能人の子どもや子役出身者が通うケースも多いことで知られています。
中学1年生の頃には部活動としてバスケットボール部を選択。
日焼けを避けられる屋内競技という理由から選んだそうですが、部活の仲間たちを通じてNBA（アメリカのプロバスケットボールリーグ）という存在を知り、そこからバスケそのものにも興味を持つようになったと語っています。
当時はまだ役者としての将来を明確に描いていたわけではなく、学校生活を楽しむ普通の中学生としての日々が続いていたようです。
ただ、演技への向き合い方が変わり始めるのはこの頃で、同時期に出演した作品や現場の影響が、後の俳優業に本腰を入れるきっかけとなっていきます。
萩原利久の出身高校
中学卒業後、萩原利久さんはそのまま郁文館高等学校へと内部進学しました。
同校は東京都文京区にある私立高校で、偏差値はコースにより52〜62と幅があります。
東大合格を目指す「グローバルリーダー特進コース」や、基礎からしっかり学べる進学コースなど複数の選択肢がありますが、萩原さんがどのコースに在籍していたかについては明らかにされていません。
一般的に芸能活動との両立を考えた場合、柔軟なカリキュラムを備えた進学コースに在籍していた可能性も考えられますが、確証はありません。
また、芸能人が多く通う堀越高校や目黒日本大学高校などへ転校するケースも少なくない中で、萩原さんは郁文館にとどまり、学業と仕事を両立しながら高校生活を送っていた点は注目に値します。
この時期もドラマや映画に継続的に出演しており、学業とのバランスをとりながら着実に俳優としての地位を築いていったようです。
萩原利久の出身大学
萩原利久さんは高校卒業後、大学には進学せず、俳優業に専念する道を選びました。
芸能活動と学業を両立してきた高校生活を経て、自身の将来を見据えたうえで進路を決めたと考えられます。
すでに子役時代から豊富な現場経験を積み、ドラマや映画などで徐々に注目を集めていた萩原さんにとって、大学進学よりも演技の道に集中することが自然な選択だったのかもしれません。
大学に通いながら俳優業を続ける芸能人も多い中、全力で役者に打ち込む姿勢は、彼の本気度を物語っています。
実際、卒業以降の出演作では感情表現の幅が一段と広がり、若手ながらも実力派としての評価を確立しつつあります。
萩原利久は病気で降板していた！現在の体調は？
萩原利久さんは過去に「急性穿孔性虫垂炎」を発症し、その影響で一時的に芸能活動を休止していた時期がありました。
2020年1月スタート予定だったTBS系ドラマ『妻、小学生になる。』への出演が決まっていたものの、体調を考慮してやむを得ず降板することになったのです。
この病気は通常の虫垂炎よりも重く、虫垂が破れて腹腔内に内容物が漏れ出すことで腹膜炎を引き起こす可能性もあり、緊急手術や入院治療を要するケースが多く見られます。
当時の報道でも入院・療養に専念していたことが伝えられており、医師の判断のもと慎重に治療が行われたようです。
その後、回復を経て2022年2月に公開された映画『牛首村』の舞台挨拶にも元気な姿で登場しており、現在はすっかり体調も安定しています。
本人もインタビューで「改めて健康のありがたさを感じた」と語っており、以降の作品ではさらに表現の深みを増した姿を見せています。
現在は精力的にドラマ・映画に出演し続けており、体調面の不安はほとんど見られません。
萩原利久のプロフィールや経歴
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名前：萩原利久
生年月日：1999年2月28日
出身地：埼玉県
血液型：A型
身長：176cm
趣味：バスケットボール、映画鑑賞
特技：寝ること、HIPHOP、バスケットボール
所属事務所：トップコート
萩原利久さんは9歳のときに子役養成所「NEWSエンターテインメント・スクール」に入所し、2008年にCM『LEGOブロック』で芸能界デビューを果たしました。
子役時代にはドラマ『トミカヒーロー レスキューフォース』や『モンスターペアレント』といった人気作品に加え、バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ！』内の「オカレモンJr.」やNHKの『週刊こどもニュース』など、多方面で活躍。
幅広いジャンルの現場で経験を積んでいきました。
着実に演技力を磨いていく中、2019年にはドラマ『電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-』で山下美月とともにW主演を務め、同世代の中でも注目株として存在感を強めます。
さらに2020年には『大江戸スチームパンク』でドラマ初の単独主演を果たし、本格派俳優としてのステップを着実に踏んでいきました。
2022年には「WEIBO Account Festival 2022」において「優秀躍進俳優賞」および「話題俳優ペア賞」をダブル受賞するなど、国内外からの評価も高まりつつあります。
キャリア初期のバラエティ経験や子役時代の地道な積み重ねが、現在の深みある演技につながっているといえるでしょう。
萩原利久の本名
萩原利久さんは、子役時代から現在に至るまで本名で活動を続けている俳優のひとりです。
芸名ではなく本名をそのまま使用している理由については、本人が特別な由来はないと明かしており、「利久（りく）」という名前も響きの良さから選ばれたものだと語っています。
とはいえ、名付けの際には画数にもこだわったそうで、姓名判断なども参考にしながらバランスを取ったとのこと。
自然体で親しみやすい名前は、俳優としての印象にもプラスに働いているといえるでしょう。
幼少期から本名でメディアに登場していたこともあり、現在の活躍に至るまで名前に一貫性がある点も、信頼感や誠実な印象につながっています。
萩原利久の所属事務所
萩原利久さんは現在、大手芸能事務所「トップコート」に所属しています。
トップコートといえば、松坂桃李さんや菅田将暉さん、杏さんといった実力派俳優を多数抱えることで知られ、若手の育成にも定評があります。
萩原さん自身もこの環境のなかで一層演技力を磨き、着実にキャリアを築いている印象です。
子役時代には「NEWSエンターテインメント・スクール」に在籍しており、当時はCMやバラエティ番組などでの出演を中心に活動していました。
その後、本格的に俳優としての道を志す中で、活動の場をより広げるべく現在の事務所へと移籍。
こうした事務所選びの流れも、俳優業に対する本気度の表れといえるでしょう。
実力派が揃うトップコートにおいて、着実に存在感を放つ萩原の成長ぶりは、今後の飛躍にも大いに期待がかかります。
萩原利久の年収
萩原利久さんの年収について、公式な数字は公表されていません。
ただし、子役時代から長年にわたって芸能活動を続け、近年は主演クラスの役柄でも活躍していることを考えると、ある程度の収入を得ていると推測されます。
これまでに連続ドラマのW主演や単独主演、さらに話題作への出演も重ねており、映画・ドラマ・CMと多方面での実績がある点も見逃せません。
一般的に、民放ドラマのレギュラー出演だけでも1作品あたり数百万円のギャラが発生するケースもあるため、年収としては1000万円前後に届いていても不思議ではないでしょう。
もちろん事務所との契約形態や出演頻度、CM契約の有無によって個人差は大きいため、あくまで目安の範囲ではありますが、俳優業一本で安定した収入を確保できている可能性は高いと見られます。
まとめ
「小島よしおさんに会って自慢したい」という、無邪気な憧れから芸能界入りを果たした萩原利久さん。
しかし今では、若手実力派俳優として多くの映画やドラマに出演し、着実にキャリアを積み上げています。
子役時代のバラエティ経験をはじめ、学業と両立しながら演技に真剣に向き合ってきた背景が、現在の深みある表現力につながっているのかもしれません。
なお、念願だった小島よしおさんとの共演はまだ実現していないものの、芸能界での活躍の幅が広がるなかで、将来的にその夢が叶う日もそう遠くないでしょう。
いつか二人のツーショットが実現すれば、子役時代から応援してきたファンにとっても胸が熱くなる瞬間になるはずです。