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清水宏保は医者?ラリー?実業家?引退後がすごい!年収も調べてみた

shimisuhiroyasu_career スポーツ

スピードスケート界のレジェンド・清水宏保さん。

1998年の長野オリンピックで金メダルを獲得し、日本中に感動を与えました。

しかし、引退後の彼の活動は、アスリートの枠を超え、まさに異色の経歴を歩んでいます。

「医者になった?」という噂、「ラリーに参戦?」という意外な挑戦、そして「実業家として成功?」というビジネスの才能まで、多方面で活躍する清水さんの現在に迫ります!

また、その年収についても気になるところ。詳しく調査してみました!

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清水宏保は医学博士号を取得

スピードスケート界のレジェンド・清水宏保さんは、競技引退後に医学博士号を取得し、新たな道を切り開いています。

スポーツ選手としての経験を活かし、医療や健康分野に貢献するために8年間の研究を重ね、医学博士としての知識を深めました。

その研究テーマは「糖代謝と動脈硬化の関係」であり、現代社会において多くの人々に関係する重要な分野です。

では、清水さんがどのようにして医学博士の学位を取得し、今どんな活動をしているのか詳しく見ていきましょう。

■ 日本大学大学院で医療経営学を学び、修士号を取得

清水宏保さんは、スピードスケートの現役引退後に日本大学大学院に進学し、「医療経営学」を学びました。

この時点で、すでに健康や医療に関心を持ち、学問の世界へ踏み込んでいたことがわかります。

医療経営学とは、病院や医療機関の管理運営を学ぶ学問であり、清水さんはこの知識を活かして、リハビリ型デイサービスの運営などに関わるようになりました。

■ 弘前大学大学院で医学を研究し、8年かけて博士号を取得

さらに、清水さんは2015年に弘前大学大学院医学研究科に入学し、本格的に医学を学び始めました。

そして、8年にわたる研究の末、2023年に医学博士号を取得!

これは、スポーツ界のレジェンドとしては異例のキャリアです。

清水さんの博士論文のテーマは「糖代謝が動脈硬化指標(baPWV)に及ぼす影響に関する研究」でした。

この研究を通じて、以下の重要な事実が明らかになりました。

  • 若いうちから血糖値をコントロールすることが動脈硬化のリスクを低減する
  • 健康維持には、継続的な運動・バランスの取れた食生活・肥満予防が必要不可欠

糖尿病や動脈硬化は、現代の生活習慣病の中でも特に深刻な問題です。

清水さんの研究は、多くの人々が健康を維持するための重要なヒントを提供しています。

■ 医学博士としての新たな挑戦

医学博士号を取得した清水宏保さんは、現在、健康や医療に関する活動を積極的に行っています。

健康講演会の開催
スポーツ選手としての経験と医学の知識を組み合わせ、「健康的な生活習慣」「運動の重要性」「糖代謝と動脈硬化の関係」などをテーマに全国で講演を行っています。

リハビリ施設・健康関連事業の運営
自身が学んだ医学知識を生かし、リハビリ型デイサービス施設や健康ジムの監修など、実際の事業運営にも関わっています。

テレビ・メディア出演
医学博士としての視点から、健康管理に関する情報を発信する機会も増えています。

清水さんは、スポーツ選手としてだけでなく、医学博士としても社会に貢献する道を選びました。

彼の挑戦は今後も続き、多くの人の健康維持や病気予防に役立つことでしょう!

清水宏保はラリーにも挑戦している

スピードスケート界のレジェンドとして名を馳せた清水宏保さん。

オリンピック金メダリストという輝かしい経歴を持つ彼ですが、引退後は意外な分野で新たな挑戦を続けています。

それがラリードライバーとしての活動です。

スピードへのこだわりは競技生活を終えた後も変わることなく、モータースポーツの世界に飛び込んだ清水さんは、次々と大会に出場し、ついには世界的な舞台にも挑戦するまでになりました。

2021年には「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge」で初のラリー競技に参戦し、2023年には「WRC・ラリージャパン2023」にも出場。スピードスケートとは異なる世界で、新たな戦いを繰り広げています。

清水宏保さんがラリー競技に興味を持つようになったのは、30代後半に始めたカート遊びがきっかけでした。

もともとモータースポーツには関心があったものの、実際に車を走らせる機会はなかったそうです。

しかし、カートを操ることでスピードとコントロールの楽しさに目覚め、そこからワンメイクレース(同じ車種で競い合うレース)への参加を決意しました。

これがラリーへの第一歩となったのです。もともとアスリートとしての反射神経や瞬時の判断力を持ち合わせていた清水さんにとって、モータースポーツの世界に順応するのはそれほど難しくなかったといいます。

ただし、本格的なドライビング指導を受けることはなく、基本的なテクニックを縁のあるチームやドライバーから学んだものの、ほとんど独学で技術を磨いてきたそうです。

今でも「感覚」で走ることが多いと語っていますが、それでもラリーの世界で確実に経験を積み、着実に実力を伸ばしてきました。

2021年には「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge」にヴィッツで参戦し、初のラリー競技に挑戦しました。

この大会は初心者から経験者まで幅広く参加できるラリーイベントであり、モータースポーツの裾野を広げることを目的としています。

ラリー競技では、単に速く走るだけでなく、コースの状況を見極めながら戦略的に走ることが求められます。

スピードスケートで培った「爆発的な瞬発力」と「正確なコントロール能力」が、ラリーの世界でも強みになったことでしょう。

そして、2023年11月には、ついに世界最高峰のラリー競技「WRC(世界ラリー選手権)」の日本ラウンド、「WRC・ラリージャパン2023」にも参戦しました。

WRCはF1と並ぶモータースポーツの最高峰とされ、世界中のトップラリードライバーが集まる舞台です。

特に「ラリージャパン」は、日本国内でも大きな注目を集める大会であり、ここに出場すること自体が一つの大きなステップアップといえます。

スピードスケートの世界で世界一になった清水さんが、モータースポーツの世界でも挑戦を続ける姿は、多くの人に驚きと感動を与えました。

スピードスケートとラリーは一見するとまったく異なる競技のように思えますが、実は共通点も多くあります。

たとえば、「瞬時の判断力」は両競技において極めて重要な要素です。

スピードスケートでは、わずか数秒の間にコース取りを決め、最大限のスピードを引き出すことが求められます。

同様に、ラリーでも、目の前の道の状況を瞬時に判断し、最適な操作を行わなければなりません。

また、「正確なコントロール技術」も重要です。スピードスケートでは、カーブの角度や体重移動がタイムに大きく影響しますが、ラリーでもステアリング操作やブレーキングのタイミングが結果を左右します。

さらに、「極限のスピードへの挑戦」という点でも共通しており、氷上とアスファルトという異なるフィールドでも、清水さんの「速さへのこだわり」は変わることなく貫かれています。

スピードスケートで世界の頂点を極めた清水宏保さんは、今やラリードライバーとしても進化を続けています。

これまでの参戦実績を考えると、今後はより上位クラスの大会や、さらに難易度の高いラリー競技に挑戦する可能性も十分にあるでしょう。

実業家としての顔を持ち、医学博士としての活動も行いながら、モータースポーツの世界でも果敢に挑戦を続ける清水さん。

スピードを追い求めるその姿勢は、ジャンルを超えてもなお健在です。

今後のさらなる活躍に、ますます目が離せません。

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清水宏保は実業家

スピードスケート界のレジェンドとして知られる清水宏保さんは、引退後、実業家としても成功を収めています。

競技生活を通じて培った知識や経験を活かし、健康・医療・フィットネスに関する事業を次々と展開。

現在は、リハビリ施設やフィットネススタジオを運営し、医学博士としての視点を取り入れたサービスを提供しています。

アスリートとしてだけでなく、経営者としても輝く清水さんの実業家としての軌跡を追ってみましょう。

清水宏保さんは2010年5月に「株式会社 two seven」を立ち上げ、代表に就任しました。

「two seven」は、彼のスピードスケート競技での活躍を象徴する500m競技のタイム「27秒台」に由来しています。

競技を通じて培った経験や知識を社会に還元するため、スポーツ医療・健康増進に関する事業を手がけることを目的に設立されました。

特に、アスリート時代から自身の体のケアに人一倍気を使っていた清水さんは、「治療」「リハビリ」「予防」の重要性を強く認識しており、それを多くの人に提供できる仕組みを作りたいと考えたのです。

2013年には「ノース治療院」を開院し、本格的に医療・健康分野に参入しました。

この治療院では、アスリートのコンディショニング管理や一般の人々のリハビリ支援を行い、スポーツ医学の知識を活かした施術を提供していました。

2017年4月には譲渡されましたが、この経験が後の事業展開につながる重要なステップとなりました。

その後も、清水さんの事業は拡大を続けます。

2014年には「リボンリハビリセンター(通所介護)」を設立し、高齢者が自立した生活を送るためのリハビリサービスを提供。

さらに2015年には「リボン訪問看護ステーション(訪問介護)」を開設し、自宅でのリハビリや医療サポートを必要とする人々を支援する仕組みを構築しました。

そして2016年には、「TWO SEVEN BODY」というフィットネススタジオをオープン。

これは、単なるトレーニング施設ではなく、スポーツ医学に基づいた運動プログラムを提供する施設として、多くの利用者に支持されています。

清水さん自身がアスリート時代に取り組んできたトレーニング理論を応用し、一般の人でも無理なく健康を維持できる仕組みを取り入れている点が特徴です。

また、医学博士号を取得したことで、より科学的なアプローチを取り入れた健康指導も行っており、フィットネスと医療を組み合わせた新しい形の健康ビジネスを展開しています。

清水さんの事業の大きな特徴は、「アスリートの視点」と「医学的アプローチ」を融合させている点です。

例えば、フィットネススタジオでは単なる筋力トレーニングではなく、関節や呼吸機能を考慮した運動を推奨し、無理なく体を鍛えるプログラムを提供しています。

また、高齢者向けのリハビリ施設では、ただの運動指導ではなく、医学的な根拠に基づいたリハビリメニューを考案し、利用者の健康寿命を延ばすことに貢献しています。

さらに、近年は企業向けの健康経営サポートにも力を入れており、働く世代の健康管理にも貢献する取り組みを行っています。

アスリートとして世界のトップに立った清水宏保さんは、引退後も実業家として成功を収め、社会に貢献し続けています。

競技人生で培った経験を活かし、スポーツ医学の知識とビジネスを結びつけた彼の事業は、今後さらに成長していくことでしょう。

健康志向が高まる現代社会において、清水さんの取り組みはますます重要になっていくに違いありません。

清水宏保はジムも経営している

スピードスケート界のレジェンド・清水宏保さんは、競技引退後にスポーツ医学を活かしたジム「TWO SEVEN BODY」を経営し、健康や運動を通じた社会貢献を行っています。

単なるフィットネスジムではなく、科学的なトレーニングと医学的アプローチを融合させた独自のプログラムを提供することで、多くの利用者に支持されています。

「TWO SEVEN BODY」は、清水さんが自身の競技経験と、大学院で学んだスポーツ医学や医療経営の知識を活かして設立したフィットネススタジオです。

名前の「two seven」は、彼のスピードスケート500mの競技タイム「27秒台」から取られています。

スピードスケートで培ったトレーニング理論を応用し、一般の人でも無理なく運動できるように考えられた施設となっています。

現在、「TWO SEVEN BODY」は円山店、白石店、桑園店、北18条店、宮の沢店、環状通東店の6店舗を展開しており、北海道内で広がりを見せています。

スタッフには、アスレティックトレーナー、健康運動実践指導者、健康運動指導士などの資格を持った専門家が揃っており、利用者一人ひとりに合った適切なトレーニングを提供しています。

このジムの最大の特徴は、「正しい体の使い方を学べる」という点です。

一般的なジムでは「筋力アップ」や「ダイエット」を目的としたトレーニングが主流ですが、「TWO SEVEN BODY」では関節や筋肉の動きを意識した運動指導を行い、身体のバランスを整えることに重点を置いています。

そのため、運動初心者や高齢者、リハビリを必要とする人でも安心してトレーニングができる環境が整っています。

また、スポーツ医学の知識を取り入れた独自のメソッドを導入しており、例えば「呼吸トレーニング」や「体幹強化プログラム」など、日常生活の動作を改善するためのメニューも充実しています。

これは、清水さんが自身のスピードスケート選手時代に喘息を抱えながらも世界トップレベルの成績を残した経験から生まれたものです。

呼吸の質を向上させることで、運動効率を高めるだけでなく、疲労回復やストレス軽減にも効果が期待できます。

さらに、「TWO SEVEN BODY」では、個々の目標に応じたトレーニングプランを作成し、マンツーマン指導を行うことも可能です。

ダイエットや筋力アップだけでなく、アスリートのパフォーマンス向上やリハビリ目的での利用も多く、幅広い層に支持されています。

特に、清水さん自身が医学博士号を取得したことにより、より科学的な視点からトレーニングの質を向上させる取り組みが進んでいます。

清水宏保さんは、「運動は全ての人にとって必要なもの」という考えのもと、健康維持や体力向上をサポートするための環境作りを続けています。

「TWO SEVEN BODY」は、単なるジムではなく、医学的な視点を取り入れた新しい形のフィットネス施設として、今後さらに発展していくことでしょう。

スポーツ医学とフィットネスを融合させたこのジムの成功は、清水さんの情熱と努力の賜物といえます。

清水宏保の年収は?

スピードスケートの金メダリストとして輝かしい実績を持つ清水宏保さんは、引退後も実業家、医学博士、講演活動、さらにはラリードライバーとしても多方面で活躍しています。

特に、フィットネスジムやリハビリ施設の経営を手掛ける実業家としての成功に加え、テレビや講演活動などのメディア出演も行っており、その年収がどのくらいなのか気になる人も多いでしょう。

しかし、清水さんの具体的な年収は公表されていません。

ただし、事業の規模や活動内容から推測すると、億単位の年収を得ている可能性は十分に考えられます。

清水さんの主な収入源の一つが、フィットネスジム「TWO SEVEN BODY」の経営です。

このジムは、スピードスケート競技時代に培った知識や、医学博士としての専門的な知見を活かした独自のプログラムを提供しており、円山店、白石店、桑園店、北18条店、宮の沢店、環状通東店の6店舗を展開しています。

一般的な中規模フィットネスジムの年間売上は1店舗あたり数千万円といわれており、6店舗を運営する清水さんのジム事業だけでも、年間数億円の売上がある可能性が高いでしょう。

また、ジムにはアスレティックトレーナーや健康運動指導士などの専門家が多数在籍し、運動初心者や高齢者でも安心して利用できる環境が整っています。

さらに、医学的なアプローチを取り入れたトレーニングプログラムを導入していることが特徴で、利用者の満足度も高く、安定した収益を生んでいると考えられます。

さらに、清水さんはリハビリ施設や訪問看護事業も手掛けており、これも大きな収益源となっています。

2013年に開院した「ノース治療院」(現在は譲渡)をはじめ、2014年に設立した「リボンリハビリセンター」、2015年に開設した「リボン訪問看護ステーション」など、医療・介護分野での事業展開を進めてきました。

高齢化が進む日本において、リハビリ施設や訪問看護の需要は年々高まっており、こうした施設は安定した収益が見込める事業の一つといえます。

リハビリ施設の運営には、介護保険や医療保険の適用があるため、収益の基盤がしっかりしており、長期的に安定した利益を生む可能性が高いでしょう。

講演活動も清水さんの大きな収入源の一つです。

元オリンピック金メダリストという知名度に加え、医学博士としての知識を活かした「健康」や「スポーツ」に関する講演は非常に人気があり、多くの企業や教育機関からの依頼があると考えられます。

著名人の講演料は、一般的に1回あたり数十万円から数百万円といわれており、仮に年間50回以上の講演を行っている場合、それだけで数千万円以上の収入を得ている可能性があります。

また、テレビやラジオなどのメディア出演もあり、健康やスポーツ関連の番組で専門的な意見を求められることも少なくありません。

こうした出演のギャラも、番組の規模によりますが、数十万円から数百万円が相場とされています。

さらに、過去には著書も出版しており、本の売れ行きによっては印税収入も得ているでしょう。

スポンサー契約や企業コンサルティングも見逃せない収益源です。

スポーツ界のレジェンドであり、医学博士としても権威を持つ清水さんには、健康関連企業やスポーツブランドからのスポンサー契約の可能性もあります。

例えば、フィットネス関連の製品や健康食品、スポーツウェアのプロモーション活動などで企業と提携している場合、年間数千万円規模の収入を得ることも十分にあり得ます。

また、企業向けの健康経営コンサルティングを行っている可能性もあり、特に従業員の健康管理に力を入れる企業が増えている現代において、清水さんの知識や経験は大いに役立つはずです。

企業コンサルティングの報酬は案件ごとに異なりますが、著名な専門家によるアドバイザリー契約は高額になることが多く、これも大きな収入源となっているかもしれません。

これらの収入源を総合的に考えると、清水宏保さんの年収は数千万円から1億円を超えている可能性が高いと推測されます。

フィットネスジムやリハビリ施設の経営による安定収益に加え、講演活動やメディア出演、スポンサー契約など複数の収入源を持っているため、実業家として非常に成功しているといえるでしょう。

特に、医学博士号を取得したことにより、健康やスポーツに関する発信力がさらに強まり、新たなビジネスチャンスが増えていることを考慮すると、今後の収益はさらに拡大していく可能性があります。

スピードスケートで世界の頂点に立った清水宏保さんは、引退後も実業家として確固たる地位を築き、多方面で活躍を続けています。

スポーツ選手としての成功にとどまらず、スポーツ医学や経営の分野でも力を発揮し続ける彼の姿は、多くの人にとって大きな刺激となるでしょう。

今後のさらなる事業展開や新たな挑戦にも期待が高まります。

清水宏保のプロフィールや経歴

名前:清水宏保
生年月日:1974年2月27日
出身地:北海道
血液型:A型
身長:162cm

スピードスケート界のレジェンドとして知られる清水宏保さんは、圧倒的なスピードと卓越した技術で日本のスケート界を牽引してきました。

1998年の長野オリンピックでは、日本のスピードスケート史上初となる金メダルを獲得し、その後も世界のトップスプリンターとして数々の偉業を成し遂げました。

さらに、現役引退後は実業家、医学博士、ラリードライバーとしても活躍の場を広げ、多方面で成功を収めています。

スケート選手としての輝かしい経歴と、引退後の多彩な活動について詳しく見ていきましょう。

清水宏保さんがスピードスケートの世界で注目を集めたのは、18歳のときでした。

1993年2月、イタリアのバゼルガ・ディ・ピネで開催されたスピードスケートワールドカップ(W杯)に初出場すると、なんと初優勝という快挙を達成しました。

この結果は日本スケート界に衝撃を与え、彼の名は一気に世界に知れ渡ることとなります。

同年の世界スプリント選手権でも総合3位に入り、若干18歳にして世界のトップスケーターの仲間入りを果たしました。

その後、清水さんは4大会連続でオリンピックに出場。1994年のリレハンメルオリンピックでは入賞を果たし、1998年の長野オリンピックではついにスピードスケート500mで日本人として初の金メダルを獲得しました。

さらに、1000mでも銅メダルを獲得し、二冠を達成。

この快挙により、日本国内ではスピードスケートブームが巻き起こり、清水さんは一躍国民的スターとなりました。

その後も活躍は続き、2002年のソルトレークシティオリンピックでは500mで銀メダルを獲得し、オリンピック3大会連続のメダル獲得という偉業を達成しました。

そして、2006年のトリノオリンピックにも出場し、日本代表としての役割を果たしました。

スピードスケート選手として、長年にわたり第一線で活躍し続けた清水さんは、1998年4月に日本初の「プロスケーター」となることを宣言し、競技活動において新たな道を切り開きました。

そして2010年3月、競技生活にピリオドを打ち、現役を引退しました。

引退後は、スケート界から離れることなく、テレビ中継の解説者として活躍。

さらに、情報番組『情報満載ライブショー モーニングバード!』のコメンテーターも務め、スポーツ以外の分野でもその知識や経験を活かして発言する姿が見られるようになりました。

また、2011年にはスポーツ情報番組『スポーツドミンゴ』でキャスターを担当し、メディアでの活動の幅を広げました。

さらに2013年には、なんと俳優業にも挑戦し、ドラマ『間違われちゃった男』で初のドラマ出演を果たしました。

アスリートとしての経験を活かしながら、テレビ業界でもその存在感を発揮し、新たな分野に挑戦する姿勢を見せています。

しかし、清水さんの挑戦はそれだけにとどまりませんでした。

2010年に「株式会社 two seven」を設立し、実業家としての道を歩み始めました。

2013年には「ノース治療院」を開院し(現在は譲渡)、その後も「リボンリハビリセンター」や「リボン訪問看護ステーション」、フィットネスジム「TWO SEVEN BODY」の経営など、スポーツ医学と健康を軸にした事業を展開していきました。

また、2015年からは弘前大学大学院医学研究科に進学し、8年間の研究を経て医学博士号を取得。

研究テーマは「糖代謝と動脈硬化の関係」で、スポーツ医学の知見をさらに深め、医学の分野でも活躍の場を広げました。

現在は、医学博士として全国で健康やスポーツに関する講演活動を行うほか、メディア出演や健康関連ビジネスの展開など、多岐にわたる活動を続けています。

さらに、意外な分野にも挑戦しているのが清水さんの魅力の一つです。

なんと、スピードスケートの世界からモータースポーツの世界へと飛び込み、ラリードライバーとしても活躍しています。

もともとスピードを追求することが好きだった清水さんは、30代後半でカートに興味を持ち、そこから本格的にモータースポーツの世界へ参戦。

2021年には「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge」にヴィッツで参戦し、2023年には「WRC・ラリージャパン2023」にも出場するなど、新たな競技においても挑戦を続けています。

スピードスケートとラリーはまったく異なる競技のように思えますが、どちらも「瞬時の判断力」と「正確なコントロール」が求められるスポーツ。

アスリート時代に培った能力が、モータースポーツでも発揮されているのでしょう。

清水宏保さんは、スピードスケート選手として世界の頂点を極めた後も、その枠にとどまることなく、実業家、医学博士、ラリードライバー、テレビキャスター、俳優など、さまざまな分野で活躍し続けています。

その挑戦の原動力には、常に新しいことに挑み続ける精神と、スポーツを通じて得た経験を社会に還元したいという思いがあるのでしょう。

スケート界での伝説的な功績にとどまらず、実業や医学、モータースポーツの分野でも影響を与え続ける清水さんの今後の活動からも目が離せません。

清水宏保の所属事務所はavex

スピードスケート界のレジェンドであり、現在は実業家や医学博士としても活躍する清水宏保さん。

そのマネジメントを担当しているのは、大手エンターテインメント企業「エイベックス」です。

エイベックスといえば音楽業界や芸能界で知られる事務所ですが、実はアスリートのマネジメントも手掛けており、清水さんもその一員となっています。

エイベックスには、アーティストや俳優だけでなく、多くのトップアスリートが所属しています。

例えば、元プロ野球選手の新井貴浩さんや、元バドミントン日本代表の池田信太郎さんなど、スポーツ界で活躍した著名人が名を連ねています。

こうしたアスリートたちは、競技引退後もメディア出演や講演活動、企業とのスポンサー契約など、幅広い活動を行うため、総合的なマネジメントを必要としています。

清水さんもまた、フィットネスジムやリハビリ施設の経営、講演活動、テレビ出演など多岐にわたる分野で活躍しており、それらの活動をサポートするためにエイベックスがマネジメントを担っています。

清水さんがエイベックスに所属している理由の一つに、アスリートとしての活動の幅を広げる目的があると考えられます。

オリンピック金メダリストとしての知名度は高いものの、実業家や医学博士としての活動をさらに発展させるには、プロフェッショナルなマネジメントが必要不可欠です。

エイベックスは、スポーツ関連のビジネスサポートだけでなく、メディアや広告の分野でも強い影響力を持っているため、清水さんのような多才なアスリートにとって最適な環境といえるでしょう。

また、近年のスポーツ界では、競技引退後のセカンドキャリアが重要視されています。

単に解説者や指導者として活動するだけでなく、清水さんのようにビジネスや健康分野に進出するアスリートも増えてきました。

エイベックスは、そうしたアスリートのキャリアを総合的にサポートし、企業とのタイアップやイベント出演など、新たな活躍の場を提供しています。

清水さんも、テレビ番組のコメンテーターや健康関連の講演活動、さらにはラリードライバーとしての挑戦など、エイベックスの支援を受けながら多方面での活動を展開しています。

エイベックスに所属していることで、清水さんの活動の幅はますます広がっており、今後も新たな挑戦を続けることが期待されています。

スポーツ、健康、ビジネス、メディアといった多分野にわたる彼の活躍に、今後も注目が集まりそうです。

まとめ

スピードスケート界のレジェンドとして、日本初の500m金メダルを獲得した清水宏保さん。

圧倒的なスピードとテクニックで世界を魅了した彼は、引退後も驚くべきキャリアを歩んでいます。

単なる元アスリートではなく、医学博士としてスポーツ医学の研究に取り組み、実業家としてフィットネスやリハビリ事業を成功させ、さらにはラリードライバーとしてモータースポーツの世界にも挑戦しているのです。

ここまで多方面で活躍しているアスリートは、なかなかいません。

医学博士号を取得し、健康やスポーツ医療に関する知識を深めた清水さんは、全国各地で講演を行い、多くの人に健康の大切さを伝えています。

また、フィットネスジム「TWO SEVEN BODY」やリハビリ施設を経営し、実業家としても確かな手腕を発揮しています。

その一方で、幼い頃から興味を持っていたモータースポーツの世界にも足を踏み入れ、2023年には世界最高峰のラリー競技「WRC・ラリージャパン」に出場するなど、新たな挑戦を続けています。

年収については公表されていませんが、ジムやリハビリ施設の経営、講演活動、メディア出演など多くの収入源を持っていることから、数千万円から1億円以上を稼いでいる可能性が高いと考えられます。

スピードスケートで世界の頂点を極めた後も、その探求心と挑戦の精神は衰えることなく、新たな分野へと活躍の場を広げ続けています。

スポーツ界で歴史を作り、ビジネスや医療の分野でも成功を収め、さらにはモータースポーツの世界でも挑戦を続ける清水宏保さん。

今後も彼がどのような道を切り拓いていくのか、ますます目が離せません。

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